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「上手な医療のかかり方」まとめ案、練り直しへ 「もっと国民目線で」「危機感を共有しよう」

12/6(木) 18:31配信

BuzzFeed Japan

記者も参加している厚生労働省の「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」(座長=渋谷健司・東京大学大学院国際保健政策学教室教授)は12月6日、4回目が開かれ、いよいよ佳境を迎えています。

この日は、最終回に発表するまとめのたたき台や、国民のみなさんへの5つのメッセージ案について議論しましたが、激論が交わされ、再び練り直すことに。

17日の次回はとうとう最終回です。「予定調和」や「忖度」が一切ない肝の据わった委員が揃っているこの懇談会、本当にまとまるのでしょうか?
【BuzzFeed Japan Medical / 岩永直子】

「提案(案)」と市民向けの「5つのポイント案」

この日、議論したのは、最終回に議論の成果として出す「懇談会からの提案(案)」と国民に向けたメッセージ「上手に医療にかかるための5つのポイント案」についてです(資料はこちら)。

「提案(案)」は、なぜ今、医療のかかり方を議論するのかを示した上で、医療にあまり関心のない人に課題を伝え、関係者それぞれが何をすべきか提案した内容です。

「懇談会からの提案(案)」1枚目。今、上手な医療のかかり方を議論する目的と、その上で私たちが何をすべきか、チーム医療を広める必要性について書いています
上手な医療のかかり方を広めるための懇談会
「懇談会からの提案(案)」1枚目。今、上手な医療のかかり方を議論する目的と、その上で私たちが何をすべきか、チーム医療を広める必要性について書いています

これまでにもお伝えしてきたように、体調が悪くなったら夜間でも休日でもすぐに救急に駆け込み、大病院にかかってしまうのでは質の高い医療は受けられませんし、医療現場も疲弊しています。そこで、案では上手な医療のかかり方として、こう伝えます。

「困ったらすぐ医療機関に駆け込み、医師の言うことに従い、任せっきり」という医療のかかり方から、自分の心身の状況に応じて適切な時期と医療機関を自ら選び取り、医師とパートナーとして、一緒に改善を目指す」という医療のかかり方へと変革することが必要。

その上で、「市民」「民間」「医療提供者」「行政」がそれぞれ何をすべきかを並べました。

さらに、このうちの「市民がやること」をもっとわかりやすく伝えようと提案されたのが、「上手に医療にかかるための5つのポイント(案)」です。次の5項目でした。

1.病気やけがはまず#8000(子ども)や#7119(救急)へ電話を。

2.医師と話すときは、自分の聞きたいことを紙に書きだして整理し、ためらわないで聞きましょう。

3.薬のことで質問があればまず薬剤師に相談しましょう。

4.抗生物質は風邪には効きません。

5.慢性の症状(数週間以上前からの同じ程度の症状)であれば日中にかかりつけ医を受診しましょう。

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最終更新:12/6(木) 18:31
BuzzFeed Japan

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