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ブツブツした膿みが、手のひら・足裏に…「歯の病巣」や「タバコ」が原因かも!

12/6(木) 19:30配信

FNN PRIME

数週間のサイクルで再発を繰り返す

病名がほとんど知られていないために、治療が遅れてしまい、患者さんが長く苦しんでしまう…そんな厄介な病があります。「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」はその代表的な疾患のひとつです。

(画像)手や爪にこんな症状がでたら・・

その症状は――.。いつの間にか出来ていた、手のひらや足の裏に出来たブツブツ。手のひらの水ぶくれが気になって、他人の前で手を出せない、痛くて手作業がツラい…。しかも、何か所にも出来ている…。足の裏にあるから水虫なのか? でも、ウミが出てくるし、何だろう…?

一般にはほとんど認知されていない上に、正しい治療法の普及も遅れてきたため、長く症状に苦しむ患者さんもいる、皮膚の疾患です。

「掌蹠膿疱症」は、手のひらや足の裏にウミが溜まった水ぶくれ(膿疱)が、次々と繰り返し出現し、かゆみや痛みを伴うことが多い皮膚疾患です。手のひらや土踏まず、かかとなどに膿疱が生じ、しばらくすると茶色っぽいかさぶたになり、皮といっしょにむけて落ちますが、2~4週間のサイクルで再発を繰り返すうちに、全体に赤みも伴ってきます。初めて「掌蹠膿疱症」を患った患者さんは、水虫が悪化したと勘違いして受診することもあります。膝や肘などに赤みができたり(掌蹠外皮疹)、爪が変形することもあります。

女性に多く、重症のケースも!

ひどくなると、手のひらや足の裏全体の皮膚が赤みを帯び、うす皮がむけたり、ヒビ割れて、痛みを伴います。膿疱が多発した足では、まるでガラスの砂の上を歩くようだといいます。手のひらにたくさんの膿疱があるときなど、買い物でお金を出すときや、握手をする時に躊躇したり、料理や洗い物といった家事が出来なくてつらい…など、患者さんの生活の質が下がってしまいます。

また、患者さんの約10~30%に、胸骨と鎖骨、肋骨や背骨などの骨に炎症が起こり、痛みが生じます。重症になった患者さんの中には、皮膚や関節の症状のため、思い通りに動くことが難しいと言うケースもあります。

男性よりも、女性に2~3倍ほど多く発症するといわれており、40歳代から50歳代に多く認められています。日本における罹病率は0.12%で、患者数は約13万人と報告されています。実はこれは、欧米における罹病率0.01~0.05%の数倍、日本人に多い皮膚病なのです。

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最終更新:12/11(火) 15:08
FNN PRIME

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