ここから本文です

「性接待リスト」暴露から10年過ぎて…コリアナホテル社長を取り調べ

12/6(木) 22:38配信

ハンギョレ新聞

最高検察庁の真相調査団、3時間非公開で供述を聴取

 性接待疑惑を暴露し、自ら命を絶った故チャン・ジャヨン氏事件を再調査する最高検察庁真相調査団が5日、コリアナホテルのパン・ヨンフン社長を呼び、チャン氏事件に関連する供述を聞いた。彼は朝鮮日報のパン・サンフン社長の弟だ。

 真相調査団はこの日夜、「パン社長を呼び午後1時30分から3時間にわたって非公開調査をした」と発表した。2009年3月、チャン・ジャヨン氏は企業家、放送プロデューサー、有力メディアのトップ一家などに性接待をしたと暴露した自筆の文書を残し、自ら命を絶った。文書には「朝鮮日報のパン社長」の名もあったが、当時警察と検察はチャン氏の所属会社の代表を暴行などの容疑で起訴する線で事件を終え、性接待などの核心容疑はすべて嫌疑なしで済ませた。

 当時、「パン社長」とは誰なのかをめぐり多くの主張が提起された。この過程で、パン・ヨンフン社長が2008年10月、ソウル江南区(カンナムグ)清潭洞(チョンダムドン)のある風俗店でチャン・ジャヨン氏に会った情況が明らかになったが、警察をはじめ検察も直接呼び出して調査をしないまま事件を終結させた。また、パン・サンフン社長の次男であるパン・ジョンオ元TV朝鮮代表取締役専務も、チャン・ジャヨン氏のいる酒席にいたという主張が出ている。パン元代表取締役専務は最近、娘が運転手に対して行った暴言などを理由に役職を退いた。真相調査団は当時、パン・ヨンフン社長のいた酒席にクォン・ジェジン最高検察庁次長(当時)なども参席していた事実をつかんだという。

 これに先立ち、法務部所属の検察過去事委員会(キム・ガプベ委員長)は、チャン・ジャヨン氏事件の捜査過程で縮小・隠蔽の疑惑があるとし、今年7月から最高検察庁の真相調査団を通じて事情聴取を行っている。

キム・ナムイル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:12/6(木) 22:38
ハンギョレ新聞

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ