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東北エイドが活動一区切り 富山から被災地支援7年

12/6(木) 5:01配信

北日本新聞

 東日本大震災の被災地支援を続けてきた県内の市民団体「東北エイド」は、11月に宮城県石巻市で開いた写真展をもって約7年間の活動を終えた。川渕映子代表(69)=富山市=が代表を務めている別のNGO団体「アジア子どもの夢」が支援活動の一部を引き継ぐ予定で、川渕代表は「復興は道半ば。会は無くなるが、これからもさまざまな形で被災地を後押ししたい」と話している。(社会部・花田千恵)

 東北エイドは、東日本大震災を機に、川渕さんの知人や、活動を知ったボランティアら約30人で発足。被災地での物資配布や炊き出しをはじめ、住民の要望や復興状況に応じて落語会やマジック公演会、フリーマーケットの開催など支援の幅を広げてきた。県内でもチャリティー古本市の実施や被災地の親子を招待する保養事業などを続けた。

 川渕代表は、以前から代表を務める「アジア子どもの夢」の海外支援活動に専念するため、東北エイドの活動に区切りを付けることにした。最後の活動として11月17日に石巻市で写真展を開催。これまでの交流の様子などを写した写真約400枚を展示し、富山や東北、東京などの若手音楽家らによるコンサートも行った。

 顔なじみになった現地の住民も多く訪れ、思い出話に花を咲かせた。

 毎年3月11日に開いている追悼行事と、年1万円で現地の海産物などを購入する「南三陸町サポーターズ」の募集は、「アジア子どもの夢」が引き継ぐことになった。川渕代表は「被災地の人々は遠い親戚のような存在で、今後もその気持ちは変わらない。できる支援を続けていく」と話している。

北日本新聞社

最終更新:12/6(木) 7:51
北日本新聞

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