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イノシシの皮でえと飾り 中央農業高校

12/6(木) 15:23配信

北日本新聞

 中央農業高校園芸デザイン科の生徒2人が6日、富山市東福沢(大山)の同校農場センターで、イノシシの皮を利用し、来年のえと「亥(い)」にちなんだ飾りを製作した。

 イノシシの捕獲が近年増えているという報道を受け、「生物活用」の授業で活用方法を模索。皮加工品を作ることを決め、10月に地元猟友会から1頭分の皮を譲ってもらった。生徒は11月、肉片やタンパク質を落とし、防腐処理のため薬品に漬けるなど「なめし作業」を行った。

 山本幹太さん(3年)と笠間咲李さん(同)が取り組んだ。イノシシの皮は厚いことから加工されることが少なく、手間取ることもあったが、厚さ2~5ミリの皮をカッターやはさみで懸命に切断した。皮をイノシシの形にかたどって、B5サイズのコルクボードにフェルトや小物を貼り付けて仕上げた。

 山本さんは「革製品の裏側にある作り手の大変さが分かった。苦労して作ったので、いい年を迎えられそう」、笠間さんは「脂肪が多くてなめすのが難しかった。野生動物が活用次第でさまざまな物に生まれ変わることを学べた」とそれぞれ話した。 (報道センター・青山晃太朗)

北日本新聞社

最終更新:12/6(木) 22:37
北日本新聞

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