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勝率トップの栃木ブレックス、渡邉裕規が語る秘訣は「チーム力としか言えない」

12/7(金) 11:35配信

バスケット・カウント

「個人的にそんなにポジティブな性格じゃないので」

文=鈴木健一郎 写真=バスケット・カウント編集部、野口岳彦






栃木ブレックスは開幕から好調をキープし、ここまで17勝2敗とリーグトップの成績を残している。喜多川修平が開幕前に戦線離脱し、シーズン最後に間に合うかどうかという状況。さらには田臥勇太も最初の6試合に出場しただけで、その後は欠場が続いている。昨シーズンはスタートダッシュに失敗して立て直すのに苦労したが、それとは正反対の状況。安齋竜三ヘッドコーチ体制になって2シーズン目、チームとして積み上げたものがこの好成績を生み出した。

「開幕前からやれる手応えはあったか?」という質問を渡邉裕規にぶつけると、「いや、個人的にそんなにポジティブな性格じゃないので」と苦笑混じりの答えが返ってきた。「僕はうまく行かない想定を立てながらやるタイプ。試合中はポジティブにプレーしますが、考えごとはマイナス思考から入るんです。プレシーズンにチームとして合わせていく段階からものすごく良い感覚はありましたが、強敵揃いの東地区でここまでの成績を取れるとは思っていませんでした」

もちろん、主力の一人である喜多川が開幕を前に戦線離脱したことは少なからずショックな出来事だった。「もちろん僕からすると早く戻って来てほしいですし、戦力が誰一人欠けることなく戦いたいですから、シーズン前にやっぱり落胆せずにいられなかったところです。でも、そうは言ってもすぐに治るわけじゃないし、やるのは今いる選手です。この窮地でも結果を出せているのは評価できることだし、それは『チーム力』としか言えないです」

主力にケガ人が相次ぐ現状、負けても言い訳はできる。だが栃木は現実から逃げず『チーム力』で立ち向かった。「田臥さんが修平さんが、ってよく言われますが、僕たちはそう思っていません。現時点でこういう結果が出ているのは『チーム力』の成果以外の何物でもないです。僕らはボールを回してリバウンドを取って走って、誰も休むことなくディフェンスをして、現時点で誰かがこのチームを支えているわけじゃないです。だからその日によってヒーローが違います」

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