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原英莉花、氷雨の中あっ晴れ首位発進!「シード選手のプライド」/国内女子

12/7(金) 7:00配信

サンケイスポーツ

 LPGA新人戦加賀電子カップ第1日(6日、千葉県・グレートアイランドC=6513ヤード、パー72)今年7月のプロテストに合格した21選手が出場し、優勝者には来季ツアー開幕戦の出場権が与えられる大会。同テスト10位合格で今季賞金ランキング38位の原英莉花(19)=フリー=が4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー71で回り、ステップアップツアーの賞金女王、河本結(20)=エリエール=とともに首位発進。1打差の3位には菅沼菜々(18)=フリー、三ケ島かな(22)=ランテック=ら4人がつけた。大会は7日まで行われる。

 試合開始は20分遅れた。冷たい雨が芝を重くし、ときおり強い風が吹く。多くの選手が苦戦する悪条件の中、“黄金世代”の原が上々のスタートを切った。

 「もっと寒くて雨が続くと思ったけど、途中止んだので悪いなりには恵まれたかな」

 6番(パー4)ではピンまで125ヤードの第2打を9Iで2メートルに寄せると、大きく切れるスライスラインを読み切ってバーディー。7番(パー3)でもピンまで2メートルにつけ、連続バーディーとした。

 千葉・グレートアイランドCは、11月の「伊藤園レディス」で通算4オーバーの80位と振るわず、予選落ちした苦手のコース。「グリーンは切れるところと切れないところの差が激しい」と分析し、苦い経験をいかした。気温は11度と冷え込んだが、原は腹部と背中にカイロを貼って寒さ対策。後半はグリーンに雨がたまった影響でスコアを崩したが、「(プレーや所作が)早く雑になりやすいので、ゆっくりやるように」と意識して踏ん張った。

 平均飛距離260ヤードの1Wを武器に今季、7月にプロテストに合格すると、8月の「ニトリレディス」で3位に入賞。賞金ランキングも38位に食い込み、プロ1年目でいきなりシードを獲得した。今大会出場21選手のうち、シードを持っているのは三ケ島と、8月の「CATレディース」を制した大里桃子(20)=フリー=の3人だけ。プロで結果を出した原は優勝を狙う。

 「一生に一度しかない新人戦なので、シード選手のプライドを持って勝ちたい」。ツアー通算94勝の尾崎将司(71)=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ=に師事する身長1メートル73の“大型ルーキー”が、実力を証明する。

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