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旧吉田茂邸「七賢堂」など国有形文化財に 文化審が9件答申 神奈川

12/8(土) 7:55配信

産経新聞

 国の文化審議会は、県立大磯城山公園(大磯町)にある旧吉田茂邸の「七賢堂」や「兜(かぶと)門」など県内の9件を登録有形文化財(建造物)にするよう文部科学相に答申した。元首相の吉田茂が晩年に過ごした大磯海岸沿いにある旧邸は平成21年の火災で焼失したが、今回答申されたものは焼失を逃れていた。

 七賢堂は初代首相の伊藤博文が大磯町の邸宅に岩倉具視や大久保利通らを祭った四賢堂がもとだが、その後は吉田邸に移築し、伊藤や吉田らを祭って七賢堂になった。兜門は昭和26年のサンフランシスコ講和条約締結を記念した門で、29年に完成。上質な数寄屋建築が高い評価を受けている。

 このほか、県中部の伝統的な民家形式を踏襲した平塚市にある近代和風住宅「原家住宅主屋」や藤沢宿の様相を伝える民家「有田家住宅主屋」などを国登録有形文化財として答申。また、周囲に堀をめぐらせた集落としては南関東最大級とされる茅ケ崎市の「下寺尾西方遺跡」を国指定史跡にするよう答申した。

最終更新:12/8(土) 7:55
産経新聞

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