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泊原発の非常用発電機、9年から整備不良

12/7(金) 20:32配信

毎日新聞

 北海道電力は7日、停止中の泊原発3号機(泊村)に設置された停電時などに動かす非常用ディーゼル発電機2台のうち1台が、原発が運転開始した2009年から整備不良のまま放置されていたと発表した。もう1台が非常時に動かない場合、原発が冷却できなくなる可能性があり、北電が定める保安規定にも反していた。北電はこの日、原子力規制委員会などに報告した。

 11月の点検で1台が動かず調べた結果、設置当初から制御盤内の端子がしっかり接続されていなかったことが判明した。9月の北海道胆振(いぶり)東部地震では原発が外部電源を喪失。整備不良の1台は偶然内部で端子が触れ、運転できた。過去の点検でも動いたという。

 原発は12年から停止中。北電は運転中、常時非常用発電機2台を、停止中は1台を稼働可能にすると規定。停止後に稼働可能な1台が分解点検の時期もあり、計3年以上の1183日間規定に反していた。【山下智恵】

最終更新:12/7(金) 22:01
毎日新聞

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