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【仮面ライダー555】ベルトに折りたたみ式携帯電話 怪人の物語も描いた意欲作

12/7(金) 13:00配信

オリコン

 「平成」の元号では最終作となる『仮面ライダージオウ』まで、平成仮面ライダーシリーズとともに時代を振り返る。第4作は、平成15年=2003年1 月26 日から全50回放送(~04年1月18日)された『仮面ライダー555(ファイズ)』。仮面ライダーと同等に怪人=オルフェノクの物語も描かれた意欲作。

【動画】『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』本予告

 夢を持たない青年・乾巧(半田健人)は旅の途中、特殊な変身ツール「ファイズギア」を持つ少女・園田真理(芳賀優里亜)に遭遇。異形の怪人「オルフェノク」に襲われたことをきっかけに、仮面ライダーファイズとして戦い始めるのだった…。

 さらに画期的だったのは、「変身ベルトを装着したものは、条件さえクリアしていれば変身できる」という設定。その変身ベルトのコアとなるバックル部分には、当時人気だった折りたたみ式の携帯電話(フィーチャーフォン)が用いられていたことも特徴。

 そんなベルトを巡る争いやオルフェノクとして甦りながらも、人として生きようとする青年・木場勇治(泉政行)との出会い。悪意が生み出す罠や対立に巻き込まれながらも、巧が、人間として、ファイズとして、誰かの夢を守るための戦いが描かれた。

 なお、『仮面ライダーアギト PROJECT G4』(2001年9月公開)から劇場版が製作・公開されるようになり、『仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』(03年)では、量産型ライダーであるライオトルーパーがなんと1万人も登場。「1万人のライダー部隊」でファンの度肝を抜いた。

 「平成仮面ライダー」シリーズでは、演技のキャリアが浅いが、将来有望な若手俳優が多数出演し、適齢期の子どもだけでなく、その母親(女性)も魅了。『555』では、仮面ライダーファイズに変身する乾巧役の半田だけでなく、スパイダーオルフェノク(澤田亜希)役の綾野剛など、怪人の中からも人気者を輩出した。

 一方で平成15年には、韓国ドラマ『冬のソナタ』がヒットし、主演俳優ペ・ヨンジュンが大人気に。「ヨン様ブーム」を巻き起こし、韓流ブームに火をつけた。『24-TWENTY FOUR-』などの海外ドラマも人気に。邦画では、『踊る大捜査線 THE MOVIE レインボーブリッジを封鎖せよ!』が興行収入173.5億円の大ヒットを記録。

 日本テレビ『エンタの神様』がスタート。ダンディ坂野が「ゲッツ!」で大ブレイク。「新語・流行語」の年間大賞には、お笑いコンビ・テツandトモの「なんでだろう~」が選ばれたほか、自己の功利に走る政治家に警鐘を鳴らした「毒まんじゅう」、この年の衆院選から徐々に定着していった「マニフェスト」が選ばれている。世界では、3月に米英軍によるイラク戦争が開戦した。

■平成仮面ライダー20作品記念公式サイト
https://www.kamen-rider-official.com/

最終更新:12/9(日) 10:25
オリコン

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