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第三次ブームを迎えたクイーンのオススメ作品/週末エンタメ

12/7(金) 15:00配信

サンケイスポーツ

 1991年にエイズで死去した英ロックバンド、クイーンのフレディ・マーキュリーの半生を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」が世界的に大ヒットしている。日本では10月28日に公開されたが、現在でも劇場は満員。米国では音楽伝記映画として歴代1位を記録するなど、勢いは止まりそうにない。

 日本でも人気が高かったクイーン。日本で、ある程度のヒットは予想されたが、ここまでとは予想外だった。劇場での観客層はクイーンをリアルに体験した40~50代のみならず、10~20代といった未体験な世代が多数いるという。これは同作の完成度が高く、感動した観客によるネットでの拡散が大きいことも要因だろう。

 これだけの大ヒットだが、現時点ではCDや映像作品の再発売など“便乗商売”がない。そこでクイーンをこの映画で初めて体感した方にオススメ作品を紹介したい。

 まずは手っ取り早いところでベストアルバム。新しく企画されたものもあるが、やはり一番は1981年に発売された「グレイテスト・ヒッツ」。収録された全17曲(日本盤はボーナストラック「手をとりあって」を追加した18曲)は捨て曲がなく、約60分間がアッと過ぎてしまう内容だ。

 売り上げ枚数は全世界で約2500万枚。本国の英国では600万枚を超え、同国史上最も売れたアルバムでもある。同作を聴いて何も感じなかったら、クイーンのオリジナルアルバムを聴く必要はないと断言したい。

 同作でもっとクイーンを聴いてみたいと思った方は映画の作品名にもなっている名曲「ボヘミアン・ラプソディ」が収録されたバンドの代表作「オペラ座の夜」がオススメ。75年に発売された同作は多彩なサウンドがちりばめられた作品で、彼らの様式美が詰まった1枚だ。収録された個々の楽曲がすべて名曲というわけではないが、アルバムの流れが素晴らしく、全12曲で絵画のような芸術作品を作りあげている。

 ほかには超人気曲「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」を収録した「世界に捧ぐ」(77年)や、バンドとして初めてシンセサイザーを導入した「ザ・ゲーム」(80年)もイチオシ。後者は「プレイ・ザ・ゲーム」「地獄へ道づれ」「愛という名の欲望」などヒット曲を収録し、全米で410万枚を売り上げた。少し人と違った“通”を気取りたければハードロックファンに人気が高い「クイーンII」(74年)もオススメです。(宮田剛)

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