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AI時代に人間らしく生きるヒントを映画『マトリックス2 リローデッド』のセリフから学ぼう

2018/12/7(金) 13:39配信

リクナビNEXTジャーナル

『頑張らない英語』シリーズ(あさ出版)や『TOEIC最強の根本対策』シリーズ(実務教育出版)など数々の英語学習に関する著書を出されている西澤ロイさん。英語の“お医者さん”として、英語学習の改善指導なども行っている西澤さんに「正しい英語学習の方法」についてお話しいただくこの。第22回目の今回も大好評企画の「映画に学ぶ英語フレーズ」です。今回は映画『マトリックス2 リローデッド(The Matrix Reloaded)』を題材にしたいと思います。
プロフィール
西澤ロイ(にしざわ・ろい) イングリッシュ・ドクター
英語の“お医者さん”として、英語に対する誤った思い込みや英語嫌いを治療し、心理面のケアや、学習体質の改善指導を行なっている。英語が上達しない原因である「英語病」を治療する専門家。ベストセラーとなっているや他、著書多数。さらに、ラジオで4本のレギュラーがオンエア中。特に、木8の番組「めざせ!スキ度UP」が好評を博している。
人気映画『マトリックス(The Matrix)』の続編となる『マトリックス2 リローデッド(The Matrix Reloaded)』が2003年に公開されました。
第1作の高い評価に比べると、評価が分かれる作品となっています。しかしその舞台は、人間がAI(人工知能)にほぼ支配され、人類がマトリックスと呼ばれる仮想空間に生きている世界。つまり、私たちがこれからのAI時代をうまく生きていくためのヒントがたくさん詰まっています。深いセリフと一緒に味わっていきましょう。

「仕組み」を気にしていますか?

That’s how it is with people. Nobody cares how it works as long as it works. (The Matrix Reloadedより)
人とはそのようなものだ。それが動作する仕組みなんて、正常に動作する間は誰も気にしない。
これからの時代は、AIのせいで人間の仕事の多くは奪われるとも言われています。コンピュータは、人間よりもずっと早いスピードで、かつ正確に物事をこなすことができますから。
それに対して私たち人間は、思った通りのことができるとは限りません。例えば「英語を身につけたい」と思って勉強しても、うまく身につかずに挫折してしまうケースも少なくありません。また、例えばタバコや間食などをやめようと思っても、なかなかやめることができなかったり……。
そもそも、私たちの「意識」は、自分で認識できる「顕在意識(≒意思)」と、認識でき(てい)ない「潜在意識(無意識)」に分けられます。そのうち顕在意識はほんのわずかであり、潜在意識が97~99%を占めていると言われています。心臓を自分で動かすことができないように、私たちは無意識に支配されているのです。
だから、意思があっても物事がその通りにうまくいくとは限りません。無意識の自分はコントロールできないですし、潜在意識が邪魔をすることもあります。
逆に言えば、無意識をうまく扱えるようになることが、コンピュータに対抗したり、うまく共存できたりするために大切なのではないでしょうか。
前回の記事においては、仮想と現実の区別をテーマに、脳の仕組みや、我々の思い込みについてお伝えしました。こういった物事の仕組み、物事の本質に対する理解を深めることが、これからの難しい時代を生き抜くための大きなヒントになるはずです。

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