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偽クラウドファンディングに80万円 運営気付かず

12/7(金) 5:00配信

BuzzFeed Japan

過去にクラウドファンディングで資金調達に成功したプロジェクトを、その活動と関係ない人物が別のサービスに無断転載し、資金を集めようとしていたことがわかった。

偽プロジェクトが投稿されたのはクラウドファンディング大手「CAMPFIRE」。目標金額は30万円で、一時は80万円以上の支援が寄せられていた。

偽プロジェクトは通報を受けて、支援金募集の期限満了前の12月1日、CAMPFIRE運営によって削除された。【BuzzFeed Japan / 伊吹早織】

写真や活動内容を「無断転載」

偽プロジェクトは「CAMPFIRE」のソーシャルグッド部門「GoodMorning」に掲載された「子供でも楽しめて、社会的要素を含んだカルタを作りたい!」(現在は削除)。

様々な社会問題をわかりやすいイラストや数字で解説した「社会問題発見カルタ」を作ることで、子供の興味関心の種を育てたい…と書かれていた。

ところが、この活動は2018年4~6月に「株式会社チャリツモ」が、別のクラウドファンディングサービス「Readyfor」で資金を募り、商品化に成功した「社会問題見えるカルタ」とほぼ同じ内容だった。

偽プロジェクトには、カルタの画像や、子どもたちとカルタを楽しむチャリツモメンバーの写真、活動への思いを綴った文章などが、一部表現を変えて無断で転載されていた。

CAMPFIREソーシャルグッド部門の責任者によると、偽プロジェクトは11月24日に申請があり、CAMPFIRE側の審査や差し戻し修正を経て、11月28日から支援募集が開始された。

12月1日、CAMPFIREの問い合わせ窓口に「模倣プロジェクトが掲載されている」という通報があった。

申請者に事実関係を確認したところ、無断転載したことや、チャリツモの関係者ではないことを認めたという。

これを受けてCAMPFIREは、1日深夜にプロジェクトを中止。ページを削除した。プロジェクトに寄せられていた支援金は、返金した。

偽プロジェクトには、1日午後9時の時点で、計14人のパトロンから目標金額の30万円を大きく超える81万8500円もの資金が寄せられていた。

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最終更新:12/7(金) 6:25
BuzzFeed Japan

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