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「政府専用機」ってどんな飛行機? 来年4月から運用の新型機を取材

12/7(金) 17:20配信

MBSニュース

首相などの要人輸送に使われる政府専用機。普段、自衛隊千歳基地に2機駐機している現行機はボーイング747-400で、今年度いっぱいで引退をすることになっています。そこで気になるのが後継機ですが、その“新”政府専用機が公開されました。

総理を囲む「空飛ぶ会議室」

北海道千歳市の航空自衛隊千歳基地で12月6日、報道陣に初めて公開された新しい政府専用機「ボーイング777型機」。全長は74メートルもあります。

「機体側面の赤いラインが曲線のように後方まで入っています」(三澤肇解説委員リポート)

三澤解説委員、タラップを上り、いよいよ専用機の中へと入ります。いくつかの区画に分かれている政府専用機。まず案内されたのは…

「皆様がいらっしゃるこちらの区画については、ビジネスクラスのシートをご用意しています。主に総理の随行員の方々、各省庁の方々がお使いになるのが一般的な使い方です」(自衛官)
「完全なビジネスシートですね。おそらく背中を倒すとフルフラットになる。随行員はいいですね」(席に座る三澤解説委員)

さらにその奥には…

「会議室ですね。おそらく首相や随行する閣僚、秘書官が会議をする場所ですね」(三澤解説委員)

外遊の際には、ここで首相を囲み最終的な詰めが行われるのでしょうか。

客室乗務員は自衛官

機内の客室乗務員は航空自衛隊「特別航空輸送隊」の隊員、つまり自衛官が担当します。

Q.新しい政府専用機はどうですか?
「すてきだと思います」(自衛官)

一方、プレミアムエコノミーの席は普通のエコノミーより少し広めにつくられています。同行記者らが座る席で、座席の数は75。ここで、サミットの原稿をまとめるなんて作業もあるんでしょうか。

Q.新しい機材はどうですか?
「キレイな航空機ですので、やる気も出てきています」(自衛官)

華やかに新型機が公開される中、その近くには四半世紀以上、空を飛び回り来年3月で退役する今の専用機が翼を休めていました。

いまから25年前、時の総理大臣・宮澤喜一氏はクリントン大統領との日米首脳会談に臨むため、初めて政府専用機に乗り込みアメリカへと向かいました。それまで首相外遊などの際には、毎回、特別機をチャーターしていましたが、いつでも運用が可能で日本と連絡を取りながら機密性の高い打ち合せができる政府専用機はまさに時代の要請だったといえます。

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最終更新:12/7(金) 17:20
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