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西日本豪雨支援 提供の車両6台、倉敷市から18時間自走し返却 石巻市長を表敬訪問

2018/12/7(金) 18:01配信

石巻かほく メディア猫の目

 今年7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市文化産業局の原田晃利局長ら6人が11月28日、一般社団法人日本カーシェアリング協会(石巻市駅前北通り)から提供された軽自動車6台を返却しに石巻市を訪れた。市役所では亀山紘市長を表敬訪問し、感謝の気持ちを伝えた。

  原田局長ら6人は自らハンドルを握り、27日早朝に倉敷市役所を出発。新潟市経由で約1200キロの道のりを18時間かけてやってきた。被災地に貸し出した車両を、職員自ら運転し返却するのは初めてという。

  市役所では原田局長が「豪雨発生から10日足らずで車を届けてもらい、感謝しかなかった。被災者らも非常に喜んでいた」と説明。亀山市長も「石巻市のカーシェアが少しでもお役に立てたと思うとうれしい」と答えた。

 原田局長は被災者らの移動手段などに役立ったことを紹介しながら「カーシェアは人と人との思いが詰まった、地域のつながりも実感できる血の通ったものだと身に染みた」と強調。活動を通してコミュニティーの醸成にもつなげたい考えを持つ協会の吉沢武彦代表理事を喜ばせた。

 協会は、支援活動として被害の大きかった真備町地区を拠点に、7月18日から被災者やボランティア団体などに貸し出しを始めた。協会の活動がきっかけとなり、岡山県内の自動車ディーラーで組織する団体なども協力。確保した車両は98台になり、今月25日までの4カ月間で貸出件数は583件に上った。活動は縮小しているが、12月25日ごろまで続ける予定。

 29日にはイオンモール石巻で倉敷市の観光PRもあった。

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