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インフル流行急拡大! 青森県内、過去5年比で最多

12/7(金) 13:06配信

デーリー東北新聞社

 今冬の青森県内は、インフルエンザの患者が例年より早く増え始めている。県が6日まとめた感染症発生状況によると、11月26日~12月2日(48週目)の1週間で報告があった患者数は111人で、過去5年の同期と比べて最も多い。いったん流行が始まると急速に広がるインフルエンザ。本格的な流行を前に、各地では病院で予防接種を受けたり、ドラッグストアで除菌グッズを探し求めたりと対策の動きが広がっている。

 過去5年の48週目に県内65の指定医療機関から報告があった患者数は、13~15年まで1桁台で、16年が53人、17年は75人。今冬、県が流行入りを発表したのは47週目で、翌48週目に3桁に達した。県感染症情報センターは「過去5年間よりかなり多い状況」と感染の拡大を懸念する。

 6日発表の集計を、保健所管内別に1医療機関当たりの患者数で見ると、東地方・青森市(3・46人)や上北(2・44人)、弘前(2・33人)で多い。一方、三戸地方・八戸市(0・27人)、むつ(0・17人)、五所川原(0・57人)ではまだ広がっていないもよう。

 また、インフルエンザウイルスの検出状況(簡易検査)は、比較的症状が重いとされるA型が110人と大半で、B型は1人。年齢別では20歳未満が全体の8割以上を占めている。

 県内の医療機関では、予防接種を受ける人の姿も見られるようになった。八戸市売市の高橋こどもクリニック(高橋秀知院長)では同日、親子連れがワクチンの接種に次々と訪れた。患者数自体はまだ多くない状況という。

 高橋院長はマスクの装着に加え、「ワクチンの効果が発揮されるまでに接種から3~4週間ほどかかる。12月中か、遅くても1月までの接種を」と呼び掛ける。

 ハッピードラッグ八戸類家中央店(小島祥徳店長)ではマスクや栄養ドリンクなどを1カ所にまとめたコーナーを設置。最近の“流行”は空気中のウイルスや菌を殺す作用があるという「空間除菌剤」で、スプレーや置き型、首から下げるタイプなどを取りそろえた。

 薬品販売を担当する登録販売者の大橋友雄さん(42)は、「空間除菌剤は手軽に自己防衛できるアイテム。ぜひ使ってみてほしい。マスクをするだけで保湿効果があり予防に役立つ」と話した。

デーリー東北新聞社

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