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ノーベル医学生理学賞・本庶氏 「すべてのがん治療できる」/富山

12/7(金) 23:24配信

チューリップテレビ

 今年のノーベル医学生理学賞に決まった富山県ゆかりで京都大学の本庶祐(ほんじょ・たすく)特別教授が、授賞式が行われるスゥエーデン・ストックホルムで会見し、「2050年までに、ほとんどのがんが治療できるようになる」とがん治療の未来を語りました。

 ノーベル医学生理学賞に決まった京都大学の本庶祐特別教授は、6日、ストックホルムで共同受賞者のジェームズ・アリソン教授と会見に臨みました。

 「(英語)共同作業を申し入れましたが、残念ながら最初は断られました」(笑い)

 本庶さんは、免疫に関わるタンパク質「PD-1」を発見し、新型のがん治療薬「オプジーボ」の開発に貢献しました。
 会見に先立って、ある恒例行事に参加するためノーベル博物館にやってきた本庶さん。
 この博物館のカフェの椅子には、富山市出身の田中耕一さんはじめ、歴代のノーベル賞受賞者がサインしています。
 本庶さんも、椅子にその名を記そうとしますが…。
 いすの足が邪魔で、うまく書けないため、見かねた妻の滋子さんがアドバイス。

 「もっと奥にこうしたほうが安定しない?」(滋子さん)

 「いやいやここが当たるんだよね」(本庶さん)

 ようやく無事に英語と日本語のサインを書き終えました。
 そして、本庶さんは、こちらの座右の銘を博物館に寄贈しました。

 「有志竟成(ゆうしきょうせい)」とは、「強い志をもてば、いつか目的は達成できる」という意味で、本庶さんの長年の研究を支えてきた言葉です。
 「自分で秋葉原に行っていろいろな機械を手作りで組み立てたりして、研究室をスタートさせるところから始めました。ずっとこの言葉でいろいろな困難な時にやってこられたという思いで寄贈しました」(本庶さん)

 その後行われた会見で、本庶さんは、がん治療の未来について。
 「今世紀中頃、2050年までにはほとんどすべてのがんが免疫療法で治療できるようになると確信しています」(本庶さん)
 本庶さんは、日本時間の7日記念講演を行い、11日の授賞式には、タキシード姿でなく、和服で登場するということです。

チューリップテレビ

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