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タカのゴジラだ ドラ3野村が背番号「55」に 早実高出身、目指せ世界の王

2018/12/7(金) 12:21配信

西日本スポーツ

■新入団選手会見

 福岡ソフトバンクのドラフト3位、野村大樹(だいじゅ)内野手(18)=東京・早実高=が、背番号55に大先輩が打ち立てた大記録への思いを重ねた。6日、福岡市内で行われた新人入団会見に臨み、同日決まった背番号に、同校OB王貞治会長が記録したシーズン55本塁打をイメージ。球団からは、日米通算507本塁打を放った松井秀喜氏のような強打者への飛躍の期待を込められた。

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■目標は打点王

 55番。新入団会見に臨むため手渡されたユニホームの背番号に、胸が高ぶった。「松井さんと、王さんの本塁打記録の数字というのが、パッと浮かびました。縁のある番号です」。18歳が直感的に思い起こした一つが、1964年に早実高OBの王会長が放ったシーズン55本塁打だった。

 2013年にヤクルトのバレンティン(60本塁打)に塗り替えられるまで、49年間も日本記録であり続けた。瞬間的に偉大な記録が思い浮かぶのも、早実高の後輩だからこそ。その事実を伝え聞いた王会長も「それは、うれしいね」と目を細めた。

 高校通算68本塁打の高卒ルーキーに、球団も将来の中軸候補としての期待を寄せる。福山龍太郎アマスカウトチーフは「もともと強打者の番号だし、もちろん(王)会長の55本の思いもある」と背番号に込めた意味を説明した。

 55を強打者のイメージに仕立て上げたのは、ゴジラの異名とともに、巨人やヤンキースなどで活躍し日米通算507本を放った松井秀喜氏だ。「弾丸ライナーでの本塁打はすごい。ワールドシリーズでもMVPになって、短期決戦での勝負強さは、僕も目指すところ」。打点王を目標に掲げるルーキーにとって、09年のワールドシリーズで日本人初のMVPに輝いたスラッガーは、憧れの一人だ。

 スターの品格は備わっている。歴代最多とされる高校通算111本塁打を放った清宮の姿をネクストバッターズサークルから見てきた。注目を一身に浴びる中で、結果を残す先輩から刺激は大きかった。「自分も注目されるのは嫌いじゃない…というか、好きです」

 高校時代は一時、捕手も経験したが、プロでは内野手として勝負する。今は三塁に加え、遊撃、二塁、一塁での練習にも取り組む日々。「超満員の中でレフトスタンドに入れた時の、大歓声とかいいですね」。背中の番号とともに大きな期待を背負うスター候補生の頭には、ヤフオクドームで活躍するイメージがはっきりと見えている。

西日本スポーツ

最終更新:2018/12/7(金) 12:33
西日本スポーツ

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