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加賀丸いも2個2万円

12/7(金) 16:02配信

北國新聞社

 能美、小松両市で生産されている「加賀丸いも」の最上級品「プレミアム」の今季初競りが7日、金沢市中央卸売市場で行われ、2個入り1箱(1キロ)が2万円で競り落とされた。1個当たりの値段はプレミアムを新設した昨年の初競りと同じだった。

 加賀丸いもは山芋の一種で、栄養価が高く、強い粘り気が特長となる。2016年に石川県内で初めて国の地理的表示保護制度(GI)に登録された。プレミアムはLサイズ(重さ450~600グラム)のうち、丸みを帯びて形が優れた「特秀」から認定する。チャコールグレーの専用の出荷箱に入れ、贈答市場向けに販売する。

 競り落とされたプレミアム1箱は能美市辰口町の温泉旅館「まつさき」が購入した。松崎陽充(あきみつ)社長は「お客さまに地元のおいしい物を出したい」と話し、とろろご飯などでの提供を検討している。通常のM、Lサイズ5~7個入り(3キロ)20箱も競りに掛けられ、1箱3600円で落札された。競りに先立ち、南加賀地区丸いも生産協議会の岡元豊会長があいさつした。

 生産協議会によると、今季は9月の大雨で加賀丸いもが育ちすぎて形がゆがみ、全体で昨季より約40トン少ない約100トンの出荷を見込む。このうちプレミアム比率は2~3%という。

 JA能美(能美市)が受験シーズンに合わせて販売する「合格加賀丸いも」のおはらいは7日、金沢市の金澤神社で行われ、生産者らがいもの粘り強さや「○」を連想する丸い形にあやかり、受験生が合格できるよう願った。

 合格加賀丸いもは験担ぎとして2012年に商品化し、1箱に「特秀」が3~4個入っている。7日から直売所「JAグリーン能美」で限定20箱を販売する。おはらいにはJA能美丸いも部会の澤田好伸部会長ら3人が出席した。澤田部会長は「丸いもを食べて受験を粘り強く頑張ってほしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:12/7(金) 16:02
北國新聞社

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