ここから本文です

松山市「坊っちゃん文学賞」 来年度からSS作品に特化へ

2018/12/7(金) 9:25配信

愛媛新聞ONLINE

 松山市は6日、小説が中心だった「坊っちゃん文学賞」を、2019年度からショートショート(SS)作品対象にリニューアルすると発表した。野志克仁市長は開催30年の節目や審査員の死去を理由に挙げ、「ショートショートには俳句に通じる魅力がある。新たな試みで文学のまち発信につなげたい」としている。

 市文化・ことば課によると、賞は新しい青春文学の創造を目指し1988年創設。審査員は市出身の脚本家・作家早坂暁さんら5人が務めたが、早坂さんら2人が死去した。9月に開いた回顧のトークイベントでは「審査員に代わりはいない」「形を変えては」との声が出ていた。
 応募は例年千点前後だった。原稿用紙15枚以下のSS部門は2016年度から設け、予想を超える1087点応募があった。

 新たな賞は19年度募集を始め、毎年実施する予定。12月定例市議会に、19年度までの債務負担行為に限度額1330万円を設定した一般会計補正予算案を提出する。同課は「日常生活で浮かんだアイデアを生かして結末を作るショート作品は比較的気軽に始められる。文学への入り口にしてもらえたら」と話した。

愛媛新聞社

最終更新:2018/12/7(金) 9:25
愛媛新聞ONLINE

あなたにおすすめの記事