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宇野、男子SP2位 ことごとくジャンプ失敗「過去にないほど調子悪い」/フィギュア

12/8(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル第1日(6日、バンクーバー)かつてないほどの不調と向き合っていた。午前の公式練習でも、本番直前の6分間練習でも、ことごとくジャンプが決まらない。優勝候補の宇野は不安を残したまま勝負のリンクに立ち、案の定ミスが出て2位にとどまった。

 「過去にないほど調子が悪くて自分でも驚いた。こんなにつまらないものがあるのか。試合に行きたくないと思いながら出番を待っていた」

 冒頭の4回転フリップは着氷が乱れた。課題にしてきた4回転-3回転の連続トーループは、不調を見極めて2本目を2回転に変更。着氷は決めたが、「自信がなさ過ぎた」と振り返った。

 選ばれし6人しかリンクに立てないという責任感が、不安に駆られる背中を押した。日本と17時間ある時差対策として、日本勢で最も早い11月29日に現地入り。「練習してきた自分に失礼のない演技をしないといけない」。五輪2連覇の羽生結弦(24)=ANA=が右足首負傷で欠場したため、好敵手のネーサン・チェン(米国)との一騎打ち。昨年大会は0・50点差で戴冠を譲り、3月の世界選手権でも2位に抑えられたライバルには今度こそ負けられない。

 首位のチェンとは1・32点差。7日(日本時間8日)のフリーでの逆転優勝は手の届く位置にある。「もう、フリーを頑張るしかないかなって思う」。バンクーバーのリンクで誰よりも集まった声援を力に、どん底からはい上がる。

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