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新幹線の列車制御、大規模災害に備え大阪で運行管理 JR西など3社 8日始発から

12/8(土) 12:15配信

神戸新聞NEXT

 JR西日本と東海、九州の3社は8日、地震などの大規模災害により、東海道・山陽新幹線の運行を集中管理する東京の総合指令所が使えなくなったと想定し、大阪市の新大阪駅近くの第2総合指令所で始発から運行管理を行った。毎年1回実施されており、同日運行する全502本を制御する。

 第2総合指令所は1999年、阪神・淡路大震災を教訓に開設。不測の事態に備えて常時電源が入った状態で、平常時は訓練などに使われている。大規模災害時などには大阪地区の駅などに勤務する指令経験者が駆け付け、東京のバックアップを一元的に担う。

 この日は3社の指令員計172人が参加。大型モニターに表示された東京-博多間の新幹線の走行地点や電力の供給状況を監視しながら、運転士らに指示を送るなどした。一部の便で乗客の駆け込みなどによる非常停止があり緊張した空気が流れたが、いずれも大事には至らなかった。

 JR東海の小村勝夫輸送指令長は「経済活動を止めてはいけない使命がある。災害時にも東京の持つ機能を迅速に切り替え、速やかに動かせるよう備えたい」と話した。(竹本拓也)

最終更新:12/8(土) 12:45
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