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カナダ裁判所が華為CFOの審理、米側は引き渡し求める

12/8(土) 7:47配信

ロイター

[バンクーバー/トロント 7日 ロイター] - カナダ・バンクーバーの裁判所は7日、当地で逮捕された中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の副会長兼最高財務責任者(CFO)である孟晩舟容疑者の保釈審問を行った。

孟容疑者は今月1日、対イラン制裁回避に関連する不正行為に関わった疑いで、米捜査当局の要請によりバンクーバーで逮捕された。

審問に示された証拠文書によると、米検察当局は孟容疑者の引き渡しを求める意向。捜査のきっかけは、華為技術が米国や欧州連合(EU)の制裁に反して香港子会社スカイコム・テックを通じてイランで取引を行っていると伝えた2013年のロイターの報道だったという。

華為技術はこれまで制裁違反を否定。孟容疑者の容疑に関して、同社のコメントは得られていない。

米当局は60日以内に孟容疑者の正式な引き渡しを要請。カナダの裁判所が十分な嫌疑があると判断すれば、法相が送還を決定する。

また審問の内容によると、米国に引き渡された場合、孟容疑者は複数の金融機関をだまそうとした罪に問われ、それぞれ最大30年の禁錮刑に問われる可能性がある。

スカイコムは、華為技術親会社の管理会社が2007年に完全子会社化。孟容疑者は当時、管理会社の幹部だった。また、08─09年にスカイコムの取締役を務めていた。同社はテヘランに支社があり、イランの大手通信会社に携帯ネットワーク機器を提供していたという。

最終更新:12/8(土) 7:53
ロイター

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