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ウッズの“2度打ち”、「ペナルティーなし」で物議 すばらしきゴルフの世界

12/8(土) 16:56配信

夕刊フジ

 【すばらしきゴルフの世界】

 先日の米男子ゴルフ「ヒーロー・ワールドチャレンジ」(アルバニー・バハマ)で話題になったのが、2日目(11月30日)のタイガー・ウッズ(42)=米国=の2度打ちだ。結局ペナルティーを科されないという結論になり、賛否両論があった。

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 18番でブッシュに打ち込み、右ひざをついて、茂みの中にあるボールを打ち出した。ボールは、数メートル転がって脱出に成功し、ダブルボギーでホールアウトしたが、その後にルール違反の可能性があるとしてビデオで確認されることになった。

 ルールでは、ストロークはクラブヘッドでボールを打たなければならず、ボールを押したり、かき出したり、すくったりするのは反則。また1度のショットでボールとのコンタクトは1度でなければならず、2度打ちも反則となる。

 ウッズのショットは、一見して違反があるようには見えなかったが、高画質テレビによるスローモーションで検証すると2度打ちが確認された。2度打ちは1打罰を追加してプレー続行となる。

 それでもペナルティーが科されなかった理由について、米ツアーのルール担当責任者であるマーク・ラッセル氏は次のように説明している。

 「ウッズはルールに則ったストロークをしており、2度打ちも肉眼では確認できない。ウッズ自身も2度打ちを認識することは難しく、申し出ることは不可能だ。2017年にビデオ検証による判断は、限定的なものとすることになっている」

 ウッズ自身も、周囲の誰もが明確に2度打ちを認識していない。スローモーションの映像だけがそれを示している状況は、違反ではないというのである。

 ウッズはビデオで2度打ちがあったことを確認した上で、「自覚できなかった。とても速く、小さな動きではあるが、高精度スローモーションで見ると2度コンタクトしているのはわかる。ただそこに、反則というものはなかったと思う」としている。

 この判断に納得できない関係者もいた。ゴルフダイジェスト誌のロン・カスプリスク氏は、「ウッズ自身が自らにペナルティーを科すことがなかったのは信じられない。熟練の選手が自分の2度打ちに気がつかないというのはありえない」。

 2019年のゴルフ新ルールで、2度打ちの規則が変わり、無罰になる。もちろん今回のウッズの2度打ちと新ルールの施行は無関係である。









最終更新:12/8(土) 16:56
夕刊フジ

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