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岩隈巨人加入で菅野メジャー熱加速か

12/8(土) 16:45配信

東スポWeb

 エースの“海外流出”が早まらなければいいが…。巨人の菅野智之投手(29)が7日、前マリナーズ・岩隈久志投手(37)の加入を「タイプ的に近い。吸収できるものは教わっていきたい」と歓迎した。実績のある先輩との共闘はレベルアップに直結する一方、メジャー右腕との“遭遇”は菅野が抱く大リーグ挑戦の夢にどんな影響をもたらすのか。

 菅野はこの日、大阪市内で行われた「ミズノアンバサダーズミーティング」に出席。バット、グラブ、スパイクなど3年連続沢村賞がかかる来季の用具を確認した。来年の目標を「リーグ優勝、日本一、20勝」に定めたエースは打撃にも強いこだわりを持つ。今年5月にプロ1号弾を放ったこともあり「来季は2割5分打ちたい。(ヒット数)17本かな。いけると思う」と今季の7安打からの大躍進を誓った。

 その一方、6日に獲得が発表された岩隈について「面識はないんですけど、どちらかというとタイプ的に近いものがある。メジャーの時からずっと見てきましたし、日本での成績もすごい。吸収できるものは教わっていきたい」と目を輝かせた。

 2011年オフにメジャーに移籍した岩隈と、12年のドラフトで巨人に入団した菅野はこれまで接点はなかった。それでも原監督が指揮を執った09年WBCのエースに「見ていました。マリナーズでの投球もすごかったですから」と刺激を受けてきたという。

 抜群の制球力とスプリット、スライダーを武器にメジャー63勝、日米通算170勝の右腕はエースの夢の先駆者でもある。昨年オフに菅野は最短で21年となる海外FA権取得後のメジャー挑戦の夢を公言している。

 昨季はメジャー帰りの上原が同僚となったが、同じ先発で投球スタイルも近い岩隈は菅野にとって最高の教科書。先発組は一緒に過ごす時間も多く、メジャーのエキスを吸収するには絶好の環境となる。

 この日も、休憩時間にはドジャースでの3年目シーズンを終えた前田と情報交換。前田も「クマさん(岩隈)には本当にお世話になったし、たくさんアドバイスをもらった。アリゾナキャンプで食事にも連れて行ってもらって最初は不安しかなかったが『大丈夫だよ』と言ってもらえたのが自信になった」と岩隈の“影響力”を証言した。

 おじである原監督の3年契約に加え巨人では過去、ポスティングでのメジャー移籍のケースはない。だが、岩隈との接触で菅野のメジャー熱が一気に高まれば不測の事態も起こりかねない。

最終更新:12/8(土) 16:45
東スポWeb

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