ここから本文です

仲村トオルが人生変えた恩師へ弔辞「黒澤さんとする旅が楽しかった」

12/8(土) 16:45配信

東スポWeb

 先月30日に肺炎のため死去した製作プロダクション「セントラル・アーツ」の社長で映画プロデューサーの黒澤満氏(享年85)の告別式が7日、東京・青山葬儀所で営まれ、俳優の仲村トオル(53)が涙ながらに弔辞を読み上げた。

 仲村は、黒澤氏が手がけた映画「ビー・バップ・ハイスクール」(1985年)で芸能界デビュー。その後、黒澤氏が生みの親である人気ドラマ「あぶない刑事」(日本テレビ系)シリーズで、舘ひろし(68)、柴田恭兵(67)らと共演し脚光を浴びた。

 弔辞の冒頭から涙を流した仲村は「僕にとっては父親を亡くした次の年に、黒澤さんと出会うことができた。劇的に人生が良い方向に変わったのは、黒澤さんのおかげです」と感謝を述べた。

 さらに、黒澤氏とは海外へ旅に出かける関係だったそうで「初めてアメリカに行った時、ニューヨークで黒澤さんと合流して、『なぜかいろんな人に道を聞かれる』とうれしそうに、少し自慢げに話した時の横顔をよく覚えている。スペインのマドリードでは、石原裕次郎さんが亡くなった知らせが届いて…。夕暮れの空を見上げて『涙が出るなぁ』とつぶやいたのをよく覚えている。それでも黒澤さんとする旅が楽しかった」と、おえつまじりに語った。

 病床の黒澤氏を見舞った時には、元気になれば箱根などの温泉に行く話もしていたと言う。

「もっと良くなったら断捨離も兼ねて、80冊以上はある『あぶない刑事』の台本に、舘さんと恭兵さんにサインをしてもらって、それを僕がネットオークションで売って、それでまたスペインに行きましょうと話していたのですが…。一つも実現できなくて、とても残念」と悔しがった。

 最後には「もし来世があるなら、また黒澤さんの手のひらの上で、すばらしい人と出会う旅をしたい。どんなに語っても、していただいたことの100万分の1にもならない」と話した。

最終更新:12/8(土) 16:45
東スポWeb

あなたにおすすめの記事