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子宮移植是非、日本医学会が検討委 倫理面や安全性を議論

12/8(土) 19:58配信

毎日新聞

 子宮がない女性に第三者から移植して妊娠・出産につなげる「子宮移植」の国内実施について、日本医学会が検討委員会を設け、倫理面や安全性などの課題を検討することが決まった。親族間の子宮移植の臨床研究を目指す慶応大から計画の提出を受けていた日本産科婦人科学会が8日、日本移植学会と合同で医学会に申し入れたことを明らかにした。

 子宮移植については、検討課題が多岐にわたることから、生殖医学や周産期医療、小児科などの専門家も加えた体制で、指針作りなどの検討を近く始める。日本の臓器移植法は脳死を含む死者からの子宮提供は認めていない。このため、検討委ではまず生体間での移植を議題とする。

 子宮移植は心臓や肝臓のように生命維持のためではなく、出産目的で臓器を移植する倫理的問題が指摘され、免疫抑制剤の長期使用による胎児への影響など不明な点もある。【千葉紀和】

最終更新:12/8(土) 19:58
毎日新聞

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