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小樽商大の中山内野手 同校初の大学日本代表なるか?候補合宿で一発も

12/8(土) 10:30配信

スポニチアネックス

 来夏、日本で開催される日米大学野球選手権に出場する大学日本代表の候補合宿が1日から3日間、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで行われた。

 新戦力の発掘もテーマに掲げられた今回の合宿。40人が召集された中で動向に注目が集まったのが札幌学生野球2部リーグ・小樽商大の中山智隆内野手(2年)だ。1メートル65と小柄ながら西武・森友哉をほうふつさせるスイングが特徴で、守備は二塁と遊撃をこなす。全国ではまったく無名の存在だが、強化ポイントに挙がる右打者の候補として同大から初参加の快挙となった。

 「最初は緊張した」という初日のフリー打撃。やや固さが見られた中で、内角高めを左翼席へ運ぶ“合宿1号”を放ってみせた。存在をしっかりアピールした。

 函館商時代は投手。3年夏は背番号1で南北海道大会2回戦で敗れた。その後、税理士を目指し「勉強で大学に進みたかった」と国立の小樽商大に進学した。「大学にも野球部があったので入部したという感じ」と振り返るが、持ち前の長打力を生かして3番に座り、今春は2部で優秀選手賞を受賞。連盟の推薦を受けて代表合宿メンバーに選出された。「日の丸なんて遠い存在。まさか選ばれるとは思わなかった」と本人も驚く大抜てき。「周りは凄い選手ばかりで、良い刺激になった」と充実の表情で汗をぬぐった。

 同じ北海道勢では東海大北海道の赤尾光祐外野手(2年、東海大相模)もパワフルな打撃を見せるなど元気の良さが目立った。

 代表を指揮する生田勉監督は「昨年呼んだ選手で構想はできていて、足りない部分を補おうと。右で力のある選手が少ない。大きいのが打てて、振れる子が必要。西武の山川君みたいな選手を発掘できればと思った。そういう選手が出てくれば夢のあるチームづくりができると考えている」と話した。全国大会に出場していない地方リーグの選手にとっては絶好のアピールの機会となった。

 最終メンバーは24人。来年6月の選考合宿を経て決まる。(松井 いつき)

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