ここから本文です

講演の出来に「満足」=チョコ1500枚購入―本庶さん

12/8(土) 21:04配信

時事通信

 【ストックホルム時事】ノーベル賞の授賞式を前に京都大の本庶佑特別教授(76)が8日午前(日本時間同日夜)、ストックホルム市内で報道陣の取材に応じた。

 7日に行った記念講演について「終わってほっとしている。100点ということはないが、満足のいく講演だった」と話した。

 本庶さんは講演で、自身の生い立ちからがん免疫療法の研究まで分かりやすく聴衆に語り掛けた。「1000人入ると聞いていたが、空席がなく外に何百人かあふれた」と会場の様子を振り返りつつ、「(講演内容が)がんということで関心が高かったこともあるが、あれだけ大勢の人が来てくれて大変うれしかった」と喜んだ。

 6日に訪れたノーベル博物館では、妻の滋子さん(76)が友人らに配る分と合わせ、メダルを模したチョコレートを1500枚買ったという。「お祝いのメッセージが何百という人から来ているから、そんなに多いと思わない」と笑顔を見せた。

 8日午後に在スウェーデン日本大使館が主催した記者会見では、日本の製薬企業の現状について、「研究所を廃止し、外から(創薬の)種を拾ってくる方向にシフトしている」と指摘。「トップがそろばん勘定しているだけの人ではまずい。サイエンスが分かる人でないと、(研究の)価値が分からない」と注文を付けた。 

最終更新:12/8(土) 23:08
時事通信

あなたにおすすめの記事