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「レギンス」10年ぶり流行 ロングスカートと合わせる装いが人気、防寒にも

12/8(土) 10:00配信

産経新聞

 平成20年ごろに流行したファッションアイテム「レギンス」が10年ぶりに復活している。かつてはミニ丈のボトムスに合わせていたが、今年はロングスカートに合わせる装いが人気で、幅広い世代に受け入れられているようだ。(油原聡子)

【写真】ユニクロの十四分丈のレギンス

 ■グレーや白も好評

 「昨年の秋ごろからレギンスを取り入れる人が増えてきました。スポーツテイストを取り入れた『アスレジャー』スタイルにもよく似合います」。こう話すのは、レッグウェアなどを展開する「チュチュアンナ」の広報担当、下田由梨さんだ。

 かつてのレギンスブームは10代や20代が中心で、黒でナイロン系素材の無地のものを、短めのスカートやチュニックなどに合わせる装いが定番だった。10年ぶりの流行となった今年は、色やデザインが豊富に。グレーや白といった明るめの色も売れている。

 同社では今年、リブ編みで裾がフリル状になったタイプや、裾に切れ込みが入ったスリットタイプなど14型を展開。レギンスの今年8~10月の売り上げは前年同期の約1・5倍だという。

 長めのスカートの流行が続いているが、「レギンスを合わせるとカジュアルで今年らしい着こなしになるため、30~40代で取り入れる人も増えています」と下田さん。リブ編みのレギンスなら大人っぽい上品さに、若い世代には側面にラインが入ったスポーティーなタイプが好評だという。

 ■十四分丈で防寒に

 今年は丈の長いレギンスも人気を集めている。「ユニクロ」では、機能性素材「ヒートテック」を使ったレギンスが好調だ。中でも注目は、十分丈や十四分丈といった長めのタイプ。広報担当者は「十四分丈なら裾をくしゅっとたるませてもかわいいし、足の甲まで伸ばせば防寒にもなります」と話す。

 11月には、米・ニューヨークを代表するファッションブランド「アレキサンダーワン」とのコラボレーション商品でもレギンス2型を提案。「ヒートテックエクストラウォーム」を使ったリブ編みのレギンス(十分丈)は、生地にV字状のラインが入った近未来的なデザインになっている。

 ■快適でお手頃価格

 この冬、レギンスを取り入れるには、どんな着こなしがおすすめなのだろうか。

 「流行の細長いシルエットを作るのにレギンスは便利ですよ」と話すのは、ファッションジャーナリストの宮田理江さん。

 ひと回り大きめサイズのジャケットやコートに合わせると、縦のラインが強調されるという。「ダウンジャケットなどに合わせると、量感の落差が際立ちドラマチックなシルエットに。腰から下をすっきり見せられます」と宮田さん。ブーツに合わせるなら、履き口のゆったりしたものを合わせると、足が細く見えるという。

 レギンス復活の背景には、ファッションに対する価値観の変化もありそうだ。宮田さんは「今は、着心地や快適さ重視。ストレッチの効いたレギンスは快適ではきやすい。数千円と価格も手頃」と指摘する。

 春夏コレクションでもチュール素材のものなどが登場しており、人気は続きそうだという。

最終更新:12/8(土) 10:00
産経新聞

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