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南座の看板制作に挑戦 京都造芸大生ら

12/8(土) 8:00配信

産経新聞

 南座(京都市東山区)で来年1月に行われる2つの新開場記念公演に合わせ、京都造形芸術大(同市左京区)の学生らが劇場正面に掲げられる看板の制作に取り組んでいる。

 南座では公演中の演目の看板を掲げる伝統があるが、近年は看板制作に携わる職人が減少しており、技術を継承しようと同大が今年初めて協力した。

 大きさは縦約1メートル、横約10メートル。「初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演」(1月1~8日)の看板は、梅や熨斗(のし)などを描いて正月らしさを出し、「喜劇 有頂天団地」(12~27日)は昭和を舞台にした劇にちなんでレトロな雰囲気に仕上げている。

 制作に携わる学生27人は今年6月、耐震工事中だった南座を見学したほか、看板に使用できる色合いを定めた京都市の屋外広告物条例について学習。その上でデザインを考案し、現在は絵の具で色を塗る作業を進めている。

 27日に松竹新喜劇の看板を掲げる予定。1年の田中向日葵(ひまわり)さん(19)は「古典芸能が好きなので、制作作業は大変だけどやりがいがある」と話していた。

最終更新:12/8(土) 8:00
産経新聞

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