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巨人・原辰徳監督が選手の背番号を大シャッフル 心機一転奮起なるか

12/8(土) 17:43配信

産経新聞

 4季ぶりに指揮をとる巨人の原辰徳監督が、選手の背番号を大きく入れ替えている。今季まで19を付けていた菅野智之投手は、来季からエースナンバーの18を背負うことが決まった。他球団から実績のある選手が加入した関係で、玉突き的に別の背番号に替わる選手も。それぞれの背番号変更に、原監督の狙いや期待が透けてみえる。

 ■「いろんな葛藤があった」

 背番号18を付けていた杉内俊哉投手が今季限りで現役引退した。これに伴い、原監督は菅野に背番号の変更を打診した。

 話を聞いた菅野は「本当にいろんな葛藤があった」と明かす。19への愛着やエースナンバーを付けることへの重みなどを踏まえ、原監督に「正直、もうちょっと時間をください」と返答。即決はできなかったという。

 巨人の18は堀内恒夫投手、桑田真澄投手らが付けた番号だ。菅野は多くの先輩に相談した上で、最終的に引き受けることを決めた。「一番の決め手はみんなが僕に付けてほしいと言ってくれたこと」。18を背負った菅野は来季、広島との開幕戦での先発が濃厚だ。

 ■新戦力に押し出され

 毎年、オフの補強合戦の主役になっている巨人だが、今年も実績十分の選手を次々獲得。オリックスから制限を超す減俸を提示され、これを拒否して自由契約になった中島宏之内野手、西武からFA権を行使した炭谷銀仁朗捕手らがチームに加わった。

 巨人は中島に背番号5を用意。これはゲレーロ外野手が今季付けていた番号だ。中島に5を渡すにあたり、原監督は球団の国際部を通じてゲレーロに伝えた。「外国人の強打者というのは44番、42番、49番。そういう番号が活躍するいいイメージがある。だから、ゲレーロには44番をつけてほしい」。背番号を譲る側への配慮を忘れない。原監督によると、ゲレーロは快く44への変更に応じたという。

 炭谷には27が用意された。譲ったのは宇佐見真吾捕手。来季は32に変更になるが、「背番号は気にせず、自分のできることをやるだけ。つけるからにはその番号の印象を持ってもらえるように」と息巻いた。

 ■愛着のある番号に

 今季、無安打無得点試合を達成した山口俊投手は42から古巣DeNA時代に付けていた11に。「僕自身、11番は愛着があったし、付けたいとは思っていた。ジャイアンツでは斎藤(雅樹)さんはじめ、上原(浩治)さんら実績がある方が付けていた。追いつけるように頑張りたい」と気合を入れ直した。

 このほか、田口麗斗投手が90から28に、畠世周投手が28から31に、石川慎吾外野手が49から36に、桜井俊貴投手が36から35に、田中俊太内野手が63から51に、吉川大幾内野手が68から00に、ヤングマン投手が39→49にそれぞれ変更。ファンにとっては覚え直すのが大変だが、各選手は心機一転、新たな気持ちで新シーズンに臨む。(運動部 浜田慎太郎)

最終更新:12/8(土) 18:02
産経新聞

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