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県産品の安全PR 県と外務省各国大使ら招き催し 東京

12/8(土) 8:43配信

福島民報

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の歩みを各国大使らを通じて世界に発信する外務省と福島県のイベントが七日、東京・麻布台の外務省飯倉公館で催された。原発事故による風評払拭(ふっしょく)や風化防止、特産品輸出促進、観光誘致などが目的で、二〇一五(平成二十七)年三月以来二回目。河野太郎外相や内堀雅雄知事らが県産品の輸入再開などを通じた本県への支援を呼び掛けた。 
 各国の駐日大使や商工会議所役員、関係省庁幹部、国会議員、外国人記者ら計約三百人を招いた。河野外相はあいさつで「外務省と在外公館はこれからも力を合わせ、極めて安全な福島の農産品がきちんと各国のマーケットに受け入れてもらえるよう努力していく」と述べた。 
 ロビーやテーブルには川俣町特産で復興の象徴となっている観葉植物アンスリウムが飾られ、内堀知事は「アンスリウムの花言葉は情熱。私の持てる情熱の全てを注ぎ、福島に思いを寄せてくれる方々と力を合わせ復興を全力で進める」とあいさつした。 
 河野外相と内堀知事、根本匠厚生労働相(衆院本県2区)、吉田栄光県議会議長が鏡開きし、人気酒造(二本松市)のスパークリング日本酒で乾杯した。 
 GAP認証を取得した県産農産物を用いた洋食・和食料理をはじめ、全国新酒鑑評会で金賞受賞数日本一を誇る県産酒などを振る舞った。県産酒の飲み比べを楽しんだ駐日スイス商工会議所代表のアンドレ・ツィメルマンさん(65)は「福島の日本酒はレベルが高い。すしがブームになっているスイスで売れる可能性が十分にある」と太鼓判を押した。 
 レセプションに先立ち福島復興セミナーが開かれ、内堀知事が復興の現状と課題を説明した。Jヴィレッジの上田栄治副社長は原発事故収束の最前線拠点となった後、七月に再開した同施設を紹介し「Jヴィレッジに再び子どもたちの笑顔と歓声が戻った」と報告した。 

福島民報社

最終更新:12/8(土) 9:13
福島民報

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