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全長37キロ!ギネスブックも認める杉並木を歩いてみよう!

12/8(土) 9:02配信

FNN PRIME

世界一長い杉の並木道

現在の日光街道、日光例幣使街道、会津西街道の3つの街道にまたがる日光杉並木は、なんと全長37キロ!
世界最長の並木道としてギネス世界記録でも紹介されている。

【写真】世界最長の杉並木を上空からドローン撮影

全長37キロにも及ぶ杉並木を撮影するにあたり、通常のENGカメラに加え、ドローンを使用した。
より立体的に壮大さを余すことなく伝えるためだ。
特別史跡、特別天然記念物でもある杉並木を傷つけてはならないため、撮影には細心の注意を払った。

20年もの歳月をかけて植樹した人物に迫るも…

この杉並木の歴史は、今からおよそ400年前、徳川家康、秀忠、家光の3代にわたり将軍家に仕えた松平正綱が、日光東照宮へつづく参道に杉を植樹し、徳川家康の33回忌に寄進したことから始まる。松平正綱は、若くして徳川家康に才覚を認められ、さまざまな重要な役職に重用された。

主君の恩に報いる為に24年もの歳月をかけて植樹した正綱は、どんな表情をしたどんな人物なのか、そしてなぜ杉を選んだのか知りたいと思った。
400年以上前の事であるが故に、調べることは容易ではなかった。

まず、正綱の肖像画が見つからなかった。日光東照宮の担当者も研究者も一度も見たことがないという。

そもそも、江戸時代に将軍など高位に就いた人物以外の肖像画は存在しないということだった。
後に、ギネス登録されるような世界最長の杉並木を整備した人物の肖像画がないとは思いもよらなかった。

もうひとつ頭を悩ました事は、なぜ正綱が植樹に「杉」を選んだのかということだった。もともと日光には杉が多かったため選ばれたのではないか。
または、天を突くような佇まいに神々しさを感じたからではないかなど諸説ある。はっきりしていることは、現在1万2000万本もある杉には、正綱の報恩感謝の想いがしっかりと託されていることだ。

栃木県立博物館と日光図書館に貴重な資料があることがわかり、撮影に向かった。

栃木県立博物館に所蔵されている資料は、江戸から日光までの行程が極彩色で描写されとても美しかった。

また、日光市立日光図書館に所蔵されている古い写真は、大正時代に撮影されたという。
当時の人の姿が映されており、杉並木と共に生きる人たちの日常を知る大変貴重な機会となった。

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最終更新:12/8(土) 9:02
FNN PRIME

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