
世界中の段ボールを集めて“財布”を作っている男性がいます。肩書きは「段ボールアーティスト」。始めたきっかけなど、話を聞きました。
「段ボールアーティスト」島津冬樹さん(31)。仕事は世界中で段ボールを拾い集めるところから始まるといいますが、集めた段ボールを一体どうするのかというと…まずは段ボールを開き、その後は丁寧にカット。ボンドで貼り付け完成するのが「段ボール財布」です。西靖アナウンサー、その財布を見せていただきました。
(島津さん)「全部、自分で拾ってきた段ボールから財布を作っています。段ボールって強度もあるので、特に防水塗料など塗らなくてもしっかり使えるってこともありますし、使っていくことで結構風合いも出てくるので」
(西アナ)「使い込む変化も込みで楽しむもの」
(島津さん)「そうですね。育てる感覚ですね」
(西アナ)「ジーンズみたいですね」
他にもカップ麺が入っていた段ボールや、果物が入っていたものも…さまざまな段ボールが島津さんの手によって“財布”に変化します。
島津さんが段ボールに興味を持ったのは、学生時代でした。
「多摩美術大学で学生をやってたんですけど、たまたま課題で使うために残していた段ボールがあったんですね。僕の財布が本当にボロボロになってしまっていて、買い替えたいけどお金もないしっていうことで、とりあえず間に合わせのために、段ボールで財布を作ったっていうのが最初の段ボールの財布だった」
応急処置で作った段ボール財布。周囲の反応は…
「最初はやっぱり段ボールの財布を使っていると同級生からもバカにされたし、『大丈夫?』って感じではあったんですけど。ただその年に芸術祭といって、多摩美術大学でフリーマーケットができるんですけど、そこで販売してみようということで500円で販売したのが、お客さんの反応がすごく良かったんですよ。おもしろがってくれる方がたくさんいらっしゃって。より励みになったというか、財布も使えるし、この活動を本格化してみようと思ってスタートした」
それ以来、段ボール財布作りにのめりこんだ島津さん。大学卒業後は、大手広告代理店に就職しますが、入社後すぐ、段ボールを集める変わり者という噂が社内に広まったそうで…
「仕事してても段ボールがデスクの周りに集まってくるんですよ。いらない段ボールがあったら島津の机に持ってくるっていう。結構山積みになってましたね」
Q.会社のデスクすごいことになってたんじゃないですか?
「だから僕とは別に段ボールを置くデスクがあって、そこにたまってました」
会社員として3年半働き、その後独立。念願の「段ボールアーティスト」という肩書きで、これまでに30か国を巡り、1か月に約40箱もの段ボールを拾い集め、作品を作り続けてきました。
「会社を辞めてからは、よりストイックに段ボールを追い求める旅行ができるようになって、時間もすごくとれるので。ミャンマーに行って、ミャンマーの段ボールを探しに行ったりとか。観光は一切ないです。一緒に行ったらおもしろくないかもしれない。街中に段ボールを捨てたりするでかいゴミ箱があったりするんです。そのゴミ箱をのぞいて。汚いゴミがたくさんあるんですけど、その中に輝いた段ボールがあったりするんですね。そういうところで拾うこともありますし、フルーツマーケットだったりとか市場とかに行って、そこで段ボールを見たりとかゲットしてきたりもあります」
Q.変なふうに見られません?
「ゴミ箱をのぞいて探してる瞬間っていうのは、みんな不審な顔で見てきますよね」
-
- バンクシー騒動で注目のお宝級“落書き” 都内外にまだまだある?〈AERA〉
AERA dot.2/17(日) 11:30
-
- がんになったら子にどう伝えるか 堀ちえみさん、苦悩もブログに
共同通信2/20(水) 9:15
-
- 妊婦さん必見!帝王切開の傷が痛まない赤ちゃんのお世話法
たまひよONLINE2/19(火) 11:45
-
- 「カカオの涙」に思いを…産地の児童労働や貧困 パティシエらが支援の輪
毎日新聞2/9(土) 12:59
-
- 「これが道頓堀の伝統芸能」 ミュージアム並木座、3月末にオープン
毎日新聞2/8(金) 19:07
-
- 「カルディ」「コストコ」「業務スーパー」でみんなは何を買っている?
サンキュ!2/20(水) 19:32
-
- 「地球の歩き方」編集者が大人の男にすすめる「海外ひとり旅」とは?
DANRO2/20(水) 16:40
-
- アカデミー賞式典でクイーン演奏 レディー・ガガさんも
共同通信2/20(水) 19:18
-
- 大腸がんと診断されたことを、父には告げたくなかった
日刊ゲンダイDIGITAL2/19(火) 9:26
-
- 白血病治療薬「キムリア」承認、米国で1回5千万円
産経新聞2/20(水) 21:38
-
- 被害は農作物から電話線まで…“外来リス”神奈川で増殖中
FNN PRIME1/30(水) 19:30
-
- 最古か 「二十五三昧私記」写本、見つかる 大津の園城寺
毎日新聞2/20(水) 22:03
-
- 謎多き「二日酔い」の真相、実は軽い離脱症状だった!?
日経グッデイ2/8(金) 15:50
-
- 火星や金星は本当に「生命がいない星」なのか?
幻冬舎plus2/15(金) 6:05
-
- 「ネガティブ人間」の人生を変える4つのルール
PHPファミリー2/20(水) 21:31
-
- 「手つだいが こうかいに かわる」9歳の少女が作った天才的“ことわざ”が書籍化 1年半かけて100個以上を考案
ねとらぼ2/20(水) 14:28
-
- 「足るを知る」生き方のススメ 江戸の庶民に学ぶ!〈週刊朝日〉
AERA dot.2/10(日) 8:00
-
- 横浜に初の介護技能実習生 現場も初の受け入れ 質担保を模索
産経新聞2/20(水) 19:36
-
- 幕末の大老・井伊直弼の自作和歌約1030首を22年かけ解読
毎日新聞2/13(水) 20:21
-
- 数学五輪に西アフリカの大使も 東大・京大の“スーパー合格者”〈週刊朝日〉
AERA dot.2/20(水) 11:30
-
- 求婚の夜に告知が…はんにゃ川島章良さんが腎臓がんを語る
日刊ゲンダイDIGITAL2/18(月) 9:26
-
- 北海道「知床流氷フェス」:知床の夜を満喫できる幻想的な雪と氷の空間
nippon.com2/19(火) 15:01
-
- ターナー賞に輝いた“ワークショップ”を、銀座と益子で再現!
Casa BRUTUS.com2/17(日) 12:00
-
- 篠田麻里子さんが結婚 元「AKB48」メンバー
共同通信2/20(水) 19:31
-
- 2年間続いた腹痛…超音波検査の結果はいつも異常なしだった
日刊ゲンダイDIGITAL2/14(木) 9:26
-
- 京の老舗料亭の味楽しむ 「ごちそう展」に長い行列
京都新聞2/20(水) 23:30
-
- 銭湯の魅力は人、ペンキ絵は「体を使って」見る 36歳・最年少絵師の心得
毎日新聞2/13(水) 16:23
-
- メーガン妃、結婚後初めて米国へ帰省
25ansオンライン2/20(水) 15:10
-
- 「死にたい」という親に「そんなこと言うな」は禁句です
日刊ゲンダイDIGITAL2/19(火) 9:26
-
- 藤田嗣治の渡仏前の作品 最初の妻の生家で見つかる
毎日新聞2/16(土) 21:10
読み込み中…