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瀬戸内モデルの成果確認 奄美大島、タンカン技術研究

12/8(土) 12:22配信

南海日日新聞

 鹿児島県瀬戸内町のかんきつ生産者や新規就農者などで組織する瀬戸内かんきつ技術研究会(事務局・県大島支庁農政普及課瀬戸内駐在)の冬季現地学習会が7日、同町の池島園と奄美市住用町の松元果樹園であった。32人が参加し、タンカン生産の隔年結果是正、安定多収に向けた技術を学んだ。

 同会は瀬戸内町担い手育成総合支援協議会が母体。支庁農政普及課瀬戸内駐在技術専門員の松尾至身さんが講師を務めた。

 松尾さんは両園で導入している硫安・葉面散布を活用した瀬戸内モデルの施肥体系について▽樹勢維持、着果性は明らかに優れる▽葉面散布は窒素だけでなく、多成分を付加することで樹の潜在的な力が高まる―などと評価。

 夏秋梢の摘葉処理は、多本数の適度な春枝を確保できることや、切除よりも勢いの強い徒長枝を落ち着かせ、樹高抑制を促すことなど成果を強調した。

 瀬戸内モデルについて、松元果樹園の松元修一さん(64)は「今までの技術と逆の技術で考えらなかったことに取り組み、確実に成果が出ている。光が見えた」、池島園の池島修さん(62)は「既に今年からの取り組みの成果が出ている。3年先が見える指導で希望が持てる」などと語った。

 肥料や土壌改良資材を販売するロイヤルインダストリーズ株式会社南九州営業所の瀬片元治技術部長からの助言もあった。

奄美の南海日日新聞

最終更新:12/8(土) 12:22
南海日日新聞

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