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「ゴルフ界が盛り上がる仕組みが出来上がった」石川遼、ゴルフ界の2018年を振り返る

12/8(土) 10:29配信

AbemaTIMES

 2018年、史上最年少26歳にして一般社団法人日本ゴルフツアー機構の副会長兼・選手会長となった石川遼が激動の1年を振り返り、インタビューに答えた。選手としては国内メジャー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で小平智、ハン・ジュンゴン(韓国)と激しい優勝争いを繰り広げ、2位タイに食い込むなど、改めて存在感を見せつけたシーズンとなったが、選手会長としての顔を持つ彼が、ゴルフ業界を俯瞰して見えてきたものとは。

 また就任直後「日本ゴルフ界発展のために、全力を尽くしたい」と抱負を語り、若手選手の育成と毎年12試合開催される下部ツアー「AbemaTVツアー」の充実を、自身の挑戦と位置付けた石川。シーズンを終え、「競争」と「仕組み」という二つの言葉を口にした彼が感じた手応えとは。

― 「AbemaTVツアー」元年を振り返って

 若手選手としては有難い出来事だったと思います。今年から3日間で開催されたこと、そして放送していただいたことによって、選手は「撮られている」というプロならでの感覚の中でプレーすることができました。そういった状況の中で結果を残せる選手は、レギュラーツアーに上がってからも同じように結果を残すことができると思います。

 また「競争」ということに関しても、今までは120人から130人のプロでレギュラーツアーのシード権を争っていましたが、それにAbemaTVツアーからの70人ほどの選手も加わり、シード権争いが激しさを増しました。競争が激化した中で勝ち残り、さらに勝ち上がらなければならない。そういったゴルフ界が盛り上がる仕組みが出来上がった1年だったと思います。

― 新たな選手の台頭について
 
 例えば、AbemaTVツアーで活躍した嘉数光倫選手のような選手がもっと出てきたら、ゴルフ界も盛り上がるのではないかと感じました。嘉数選手はテレビ露出が増え、ファンにアピールする機会が増えたことを前向きにプレーした。プロである以上、プロの技術の高さを示す必要がありますし、ファンの方に対してもしっかりと接していく必要がある。また、比嘉一貴選手や木下稜介選手さんのように、レギュラーと下部両方のツアーで戦っている人が、両方で結果を残している。これも素晴らしい事だと思います。

―2019年のAbemaTVツアーに向けて

 今年、年間を通してAbemaTVツアーで活躍した選手は、QTでもいい結果を残しています。中里光之介選手はQTでも頑張っていますが、AbemaTVツアーで上位に位置し続けることで得る物も大きい。レギュラーに上がってひと皮、ふた皮剥けることは難しい事ですが、下部ツアーで優勝というものを味わっておくことは、後々大きな意味を持ってくるはずです。さらに若手が頑張ることで、その同年代の選手への刺激にもなり、相乗効果も望めますからね。レギュラーツアーとAbemaTVツアーの双方が盛り上がってこそ、ゴルフ界全体の盛り上がりに繋がります。2019年もファンの方々には、レギュラーツアーへの狭き門を奪い合うゴルファーたちの真剣勝負を楽しんでもらえれば幸いです。

最終更新:12/8(土) 10:29
AbemaTIMES

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