ここから本文です

「本庶さんの受賞誇り」…ノーベル賞講演 元助手の石田さんら祝福

12/8(土) 16:36配信

読売新聞(ヨミドクター)

 【ストックホルム=諏訪智史、山本美菜子】ノーベル生理学・医学賞を受賞する本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授(76)は7日にカロリンスカ研究所で行った記念講演で、周囲の研究者らへの感謝の言葉を重ねた。会場で聞いていた関係者も「誇りに思う」と喜んだ。

 本庶さんが講演の中で名前を挙げて功績をたたえた、石田靖雅(やすまさ)・奈良先端科学技術大学院大准教授(57)も会場で見守っていた。授賞理由となったがん免疫療法の鍵となる分子「PD―1」を最初に発見したのは、本庶さんの下で助手を務めていた石田さんだった。「自分の研究がきっかけになり、ノーベル賞になったことはうれしい。多くの患者さんを救う薬に結びつけたのは本庶先生の功績だが、自信になった」と、石田さんは言う。

 本庶さんは共同受賞する米テキサス大のジェームズ・アリソン教授(70)についても「がん免疫療法の発想は彼によって示された」とたたえ、自分のことは「常に幸運だった」と謙虚に語った。会場で聴講した、本庶さんの研究室に所属する博士課程のムナ・アル・ハブシさん(32)は「分かりやすい言葉を選んで話していた。一般の人に伝えようとする思いを感じた」と話した。

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ