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全国で戦う秘けつ紹介 阪口監督が熱弁

12/8(土) 7:13配信

岐阜新聞Web

 高校野球で日本一を目指すための岐阜県高野連恒例の「全国大会報告会」が7日、岐阜市内のホテルで開かれ、今夏の第100回記念大会で甲子園出場し、歴代単独8位の38勝目を挙げた大垣日大の阪口慶三監督が、全国で勝つための選手育成法や戦術を熱く語った。

 県野球協議会の後藤寿彦理事長がコーディネーターを務め、県内高校指導者が参加した。阪口監督はメモリアルイヤーの今夏に懸けていた思いを「岐阜にお邪魔した14年間の中で一番練習した」と表現。甲子園では2回戦で吉田輝星を擁して準優勝した金足農(秋田)に敗れ、「甲子園で勝ち進むには言うまでもなく投手力が一番」と投手の重要性を強調。全国で勝ち進むためには右投手なら145キロ以上、左投手なら140キロ以上が理想だといい「来年は必ず145キロの投手をつくり上げて岐阜大会に臨む」と力を込めた。

 阪口監督の十八番(おはこ)でもある誰もが予想しない場面でのスクイズについては、「カウント無関係に相手監督、観衆が想像つかない時にやる。誰もがここだと思う場面ではなく、自分の考えこそがセオリー。(満塁弾でも同点にしかならない)4点差にするまでやる」と持論を語った。タイミングが絶妙と定評のある投手の替え時については「ボールが浮いた時、極端にスピードが落ちた時、弱気に見えた時」と秘けつを披露。

 指導法については「教え過ぎることで選手の長所を壊す。選手たちにいかにグラウンドで気持ちを込めて躍らせるかに最も気を配る」と伝授。「1番から9番まで性格を読み取って、ここ一番で何を話すか決める」と勝負どころで力を引き出す方法も明かした。

 最後は県内指導者に「粘りがない」と奮起を促し「私は7、8点差あってもゲームセットの瞬間までのど元へかみついていく。来年は大垣日大を倒して下さい。私も勝ちにいく」と、力強い言葉で締めくくった。

岐阜新聞社

最終更新:12/8(土) 7:13
岐阜新聞Web

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