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鳥たちの「彩食兼美」 沖縄で撮って集めた捕食風景

12/8(土) 5:30配信

沖縄タイムス

 沖縄県名護市の我部祖河川の水辺や、川に隣接して広がる「羽地ターブックヮ」と呼ばれる田園周辺で、本紙通信員の島袋仁明さんが昨年11月から今年11月までの1年間にさまざまな野鳥の捕食シーンを撮影した。色とりどりの鳥が食べる様子を島袋さんは「鳥たちの彩食兼美」と称し、多くの人に自然の美しさを知ってほしいと話す。

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 島袋さんは約10年前から皮周辺で野鳥観察を続けている。観察の範囲は半径300メートルほどだが、それでもいろいろな野鳥の姿が見られるという。

 11月27日に撮影したのはミサゴ。「川の上空を旋回したと思いきや、大きなコイを両脚でしっかり捕らえ飛び去った」と島袋さん。ミサゴは、広げると160センチ超の大きな翼が特徴だ。

 「川の宝石」とも称され美しい羽を持つカワセミは同25日に撮影した。小魚を見つけると一気に川に飛び込んで捕食するが、この日捕まえたのは小さなカニ。「くちばしで器用に獲物の向きを変え、飲み込んだ」

 くちばしでしっかりと田んぼの野ネズミを捕獲したのはダイサギ(昨年11月撮影)。アオサギ(今年1月)が捕らえたカエルからは「悲鳴」が聞こえるようだ。チョウゲンボウは脚でバッタをつかんで、電線で一休み。島袋さんは「鳥たちの表情に飽きることはない。これからも撮影を続けたい」と話した。

 屋我地地区鳥獣保護官の渡久地豊さんは「豊かな自然環境で育まれた野鳥の生息地。きれいな水や川、地域の保全が欠かせない」とやんばるの魅力を訴えた。

最終更新:12/8(土) 5:30
沖縄タイムス

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