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<ベガルタ>きょう天皇杯決勝「被災地に歓喜を」サポーター、選手見送る

12/9(日) 9:53配信

河北新報

 サッカーJ1仙台は9日、さいたま市の埼玉スタジアムで天皇杯全日本選手権決勝の浦和戦に臨む。決戦を控えた8日、サポーターらは選手の激励や観戦チケットの購入などに足を運び、初の日本一へ期待を高めた。選手らも東日本大震災の被災地にあるクラブとして、被災者に歓喜を届ける決意を新たにしている。

【表】浦和戦の先発予想メンバー

 チームは8日、仙台市泉区の紫山サッカー場で非公開で最終調整。泉区のクラブハウス前にはサポーター約30人が訪れ、調整後に埼玉県内に移動する選手を見送った。

 決勝のチケットは、7日に続いて自由席1800枚を泉区のユアテックスタジアム仙台(ユアスタ仙台)で販売。多くのサポーターらが買い求めた。7台計300人を募集した応援ツアーバスは満席となり、募集を締め切ったという。

 富谷市の理学療法士音羽奈摘さん(26)は「悲願のタイトルまであと1勝。9日は燃え尽きる覚悟で応援する」と言葉に力を込め、泉区の専門学校生早坂達也さん(25)は「完全アウェーになるだろうが、全力でサポートしたい」と話した。宮城野区の会社員斎藤麻希さん(26)は「選手の力量、場内の雰囲気など浦和がすごいことは想定内。力を発揮できるような雰囲気をつくる」と声を弾ませた。

 チームは被災地訪問を続けるなど、震災の記憶を胸に戦い続けている。渡辺晋監督(45)は「被災地で苦しんでいる人々により良いニュースを届けたい」と意気込む。仙台の下部組織出身のMF奥埜博亮選手(29)も「優勝して、チームに関わってくれた方々に恩返ししたい」と誓った。

 仙台が優勝した場合、10日午後5時45分からユアスタ仙台で入場無料の優勝報告会が行われる。

最終更新:12/10(月) 17:59
河北新報

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