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近江鉄道ミュージアム、建物や車両老朽化… 感謝祭、1600人閉館惜しむ

12/9(日) 7:55配信

産経新聞

 近江鉄道彦根駅(彦根市)構内で鉄道資料や車両を展示する「近江鉄道ミュージアム」で8日、老朽化による閉館前の最後の一般公開となる「感謝祭」が行われた。午後2時の公開終了後に閉館されるとあって多くのファンらが訪れ、譲渡や解体が決まっている車両の写真を撮影するなどして別れを惜しんだ。

 ミュージアムは大正9年建築の木造建物を改修して平成19年にオープン。駅名看板や免許状の写しといった資料のほか、屋外には大正~昭和初期に製造された電気機関車7両などの車両を展示。毎月1回無料公開され、人気を集めてきた。

 しかし、今夏の台風で建物の窓枠の一部が落下するなど建物や車両の老朽化が進み、同鉄道は安全が確保できないと判断し閉館を決めた。

 最後の公開となったこの日、彦根駅には朝から開場を待つ人が列をつくった。普段を大きく上回る約1600人が来場し、お目当ての車両をじっくりと眺めたり、記念写真を撮ったりしていた。

 奈良県橿原市の会社員、島村潤さん(41)は「人気の施設がなくなると聞いて飛んできた。貴重な車両を見ることができうれしかった」と話していた。

 同鉄道は今後、展示資料の一部について、八日市駅で展示することを検討している。

最終更新:12/9(日) 16:19
産経新聞

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