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寒天作り始まる 茅野

12/9(日) 6:01配信

長野日報

 冬の厳しい寒さを利用した諏訪地方特産の角寒天作りの季節を迎え、茅野市宮川の五味喜一商店の干し場で8日、生天を寒風にさらす「天出し」作業が始まった。作業は来年2月半ばまで続き、生天を置いた木の台が田んぼに並ぶ諏訪地方ならではの風景が広がっている。

 長野地方気象台によると、この日の諏訪の最低気温は氷点下0・1度。青空の下、地元の茅野市や原村、青森県から集まった従業員約10人が棒状の生天を手際よく、台に並べていた。10年来、作業に携わるメロン農家の浜山恵一さん(32)=青森県津軽市=は「大変な作業だが体が覚えている。今季もうまく作りたい」と励んでいた。

 大釜で原料のテングサを煮溶かして固め、木の台に並べて天日干しする。凍結と融解を繰り返し、約2週間で水分が抜けて角寒天になる。

 同社の五味昌彦さん(60)は「近年は健康ブームで寒天が見直され、需要が高まっている。今季は例年並みの100万本を生産したい。冷え込みが続いてほしい」と話した。

最終更新:12/9(日) 6:01
長野日報

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