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大泉洋、声優は「娘のため」 米アニメ『グリンチ』で“超ひねくれ”キャラ好演

2018/12/10(月) 7:03配信

ぴあ映画生活

俳優の大泉洋が「ミニオン」シリーズをはじめ、『ペット』『SING/シング』で知られるイルミネーション・エンターテインメント最新作『グリンチ』の日本語吹き替え版で、主人公・グリンチを演じている。ハリウッド映画の吹き替えに初挑戦し「細やかな作業の連続で、本当に難しかった」。それでも「娘に喜んでもらえるのが何よりうれしいですから、スケジュールが許す限り、声優のオファーはお受けしている」と目を細める。

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絵本作家ドクター・スースが生み出したグリンチは、アメリカではサンタクロースと並んで、クリスマスを代表する存在。いつも不機嫌で、周りの村人たちに意地悪をはたらくという“超ひねくれ”キャラで、本作では人々が心待ちにするクリスマスを盗み出そうと企んでいる。

「大泉さんにピッタリ…という理由でオファーを頂いたそうですが、自分としては正直でピュアなつもりなので、『なぜだろう?』と不思議に思っていますよ(笑)」と少々不服そうな大泉。ただ、「グリンチには憎めない部分もある」といい、「他人を困らせようとして、自分がひどい目にあったり。だから、楽しく演じ切ることができました」と語る。

これまで数多くのアニメ作品で声優を務めてきたが、「キャラクターの動きや表情の精密さがケタ外れ。(英語版の声優であるベネディクト・)カンバーバッチさんの声を先に収録して、それをもとに映像が作られたそうなので、その分、こちらの苦労が増えている気がしました(笑)。本国のチェックも厳しい!」と吹き替えならではの苦労を体感。「でも、悔しいかな、出来上がった作品はすこぶる面白いですから。今までとは違ったやりがいがありました」と手応えは十分だ。

実はグリンチの超ひねくれキャラは、幼少期の悲しい記憶が原因になっている。一方、映画や舞台、バラエティ番組と幅広く活躍する大泉は「子どもの頃は、テレビばっかり見ていました」と多才な表現者のルーツを明かす。「特にお笑い番組が大好きで、自分自身も誰かを笑わせたいという気持ちが強かったですね。知らず知らずに、芸人さんたちのエキスを吸収していたし、おかげで今、この仕事ができていると思いますね」

『グリンチ』
12月14日(金)より全国公開

取材・文・写真:内田涼

最終更新:2018/12/10(月) 7:03
ぴあ映画生活

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