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金正恩氏はソウルに来ない 亡命外交官のテ・ヨンホ氏が予測 「でも一度来て自由民主主義を見るべき」

2018/12/10(月) 5:20配信

アジアプレス・ネットワーク

金正恩氏は12月中に韓国に来るのか来ないのか? 韓国政府は「可能性はある」としながらも、「北から返事がない」と宙ぶらりんの状態が続いている。

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ロンドンの駐英大使館で公使を務め2016年に韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)氏は9日、自身のブログで「金正恩はソウル訪問を決心できずにいる。年内のソウル訪問は困難」との予測を綴った。

その理由としてテ氏がまず挙げたのは中国との関係だ。韓国を訪問するなら、事前に中国の習近平主席に会って計画を伝え戦略を話し合うはずだがそれがない。朝鮮半島で重要な動きがある場合、両国の指導者が会って決定を通知するのが慣例だと言うのだ。

◆北内部で準備に入っていない
さらにテ氏は北朝鮮側に準備の兆候が見えないことを挙げる。もし、ソウル訪問が決まったのなら、各部門が準備に突入するはずだが、外相の李容浩(リ・ヨンホ)氏はベトナムを訪れてまだ帰国していないし、キューバなど中南米を歴訪中の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長もまだ帰国していない(いずれも8日時点)。これらから、テ氏は北朝鮮内部でソウル訪問の準備に着手していないと見る。

テ氏は、金正恩氏がソウルに来るべきだという考えだ。
「個人的には金正恩が一度でもソウルに来て自由民主主義体制を見物したらいい。書記室の多数を連れてくるだろうから、側近で補佐する数百人にも、韓国の自由民主主義体制と国力を一度見せてあげましょう」と、ブログを締めくくっている。(パク・ヨンミン)

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