ここから本文です

駅でよく見るアノお店『ミスターミニット』のスピード修理術

2018/12/10(月) 10:05配信

CBCテレビ

駅などでよく見かけるスピード修理サービスのお店『ミスターミニット』。1957年にベルギーで誕生し、現在世界で約1630店舗、日本だけでも約310店舗を展開(2018年11月現在)。靴・バッグの修理や合鍵作り、時計の電池交換など、さまざまな要望に応えている。

12月9日(日)に放送した「ゲンバビト」(CBCテレビ製作/TBS系列28局ネット)では、そんなミスターミニットで活躍する修理のプロたちに密着した。

早く!でも丁寧に…ビジネス街の救世主

東京都千代田区神田。オフィス街として賑わう街の一角にある『ミスターミニット神田駅南口店』には、日々さまざまな依頼が舞い込んでくる。一日のうちで最も混雑するお昼時に訪れたのは、この界隈で働く女性。仕事中にハイヒールのかかと部分が壊れたため、お昼の休憩時間内に直してほしいという。注文を聞くスタッフの横で、早くも作業に取りかかる男性がいた。店舗修理スタッフの関根剛さん。今回密着する1人目のゲンバビトだ。
「時間に厳しい方もくるので、なるべく早く仕上げてお渡しできるように心がけている」
依頼内容は、すり減ったかかとのゴムの交換と、薄くなった靴底を厚くすること。関根さんは、お客さんからハイヒールを預かると、まずは、やすりで靴底を整えた。続いて、すり減ったかかと部分に新しいゴムを打ちつけ、整えた靴底にラバーを貼っていく。さらにハイヒールの「修理」だけでなく、「靴磨き」のオーダーも追加。対応するのは、関根さんと先輩スタッフの2人だけ。とにかく急がなくてはならない。作業開始から12分。お客さんをあまり待たせることなく、ハイヒールの修理と靴磨きが完了。壊れたかかとは元通り。美しい輝きも加わった。

さらに、サラリーマンの男性もやってきた。依頼内容は、靴のかかとの修理。男性は相当急いでいる様子で、時間を気にしている。修理に15分程度かかることを告げると、すぐさま作業開始。革靴のかかとは、革で作られた「積み上げ」という部分にゴム底が貼られている。しかし、預かった靴は、ゴム底だけでなく、積み上げ部分まで大きくすり減っていた。大修理になりそうだ。まずは、ゴム底をすべてはがす関根さん。続いて、引き出しから小さな革を取り出すと、機械で削りはじめた。削った革をかかとにあて、擦れてなくなった部分を補う。そして、その上に新しいゴム底をしっかりと打ちつける。最後に預かった靴をキレイにしたら、作業終了。すり減っていた部分がどこか分からないくらい、キレイな仕上がりに。修理にかかった時間は、16分。ほぼ約束通り。

関根さんは、その後も休む暇なく、次々と依頼に応えていく。その仕事ぶりは、スピーディで、丁寧。靴の修理を終え、続いての依頼は、時計の電池交換。丁寧に手を洗ってから作業に取りかかる関根さん。扱うのは、精密な機械。靴を触った手で、時計は触らない。さらに、機械の部分は、手の脂がつかないように直接触れずに作業するという徹底ぶり。どんなに急いでいても、預かった品を大切に扱うことは忘れない。

昼の忙しい時間を終えて、関根さんが昼食をとれるのは、午後2時。この日の昼食は、カレー。リラックスした表情を浮かべる関根さんは、笑顔があどけない20歳。この仕事をはじめて、まだ1年2か月なのだとか。お客さんが少ない時間には、先輩から靴底の縫い付けなどの難しい修理を教わり、日々腕を磨いている。
「こんなにキレイにしてくれてありがとう、っていうのが一番自分の心に響く」
修理に出されるのは、お客さんにとって思い入れのある大切な品々。それを預かるプレッシャーは、大きい。それでも、お客さんに喜んでもらうために、素早く、丁寧に。これからも大切な品々を修理していく。

1/2ページ

最終更新:2018/12/10(月) 10:05
CBCテレビ

あなたにおすすめの記事