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アンケート結果の9割はウソ? 作り手が印象操作するための巧妙なトリック

2018/12/13(木) 17:51配信

トレンドニュース(GYAO)

雑誌や広告などでよく目にするアンケート結果の9割は、巧妙なトリックが用いられたウソだった!? 東京大学出身のサイエンス作家・竹内薫氏が、アンケートの舞台裏を暴露した。

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12月11日の朝日放送「雨上がりの『Aさんの話』~事情通に聞きました!~」で、東大出身のお笑い芸人である田畑藤本の藤本淳史が竹内氏に話を聞いた。竹内氏は、アンケートや統計結果の数字には作る側の人間による印象操作が行われていると語り、「9割はウソ」と断言した。

たとえば、ある人物の知名度に関するアンケート。竹内氏は、知名度的には一流と言いにくいお笑い芸人・ネゴシックスについての「知っている・75%」「知っていない・25%」というアンケート結果を提示した。藤本は、「言っちゃ悪いですけど、こんなわけないですよ」と疑問を抱いていたが、実はこのアンケートは、よしもとの劇場前で調査した結果だった。期待した答えを引き出しやすい場所を選んでアンケートを実施するケースは少なくないらしい。

続いて竹内氏は、雨上がり決死隊の蛍原徹について「好き・37%」「好きとは言えない・63%」というアンケート結果を持ち出した。藤本は、「蛍原さんって嫌われているんですね」と冗談めかして笑いを誘っていたが、実はこの結果にもトリックが隠されていた。質問の段階では、「好き」「どちらとも言えない」「嫌い」の3つを用意しており、実際の回答結果は、「好き・37%」「どちらとも言えない・50%」「嫌い・13%」だったという。もともと3択だったアンケートの答えを無理やり2つにすることで、あたかも蛍原が嫌われているように見せていたのだ。

竹内氏はこの他にも、質問の順番で答えを誘導する方法や、複数回答に隠された罠(わな)など、さまざまな印象操作トリックを紹介していた。

(文/沢野奈津夫@HEW)

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