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有毒魚、福井県から三重県へ流通 仲卸業者に認識なかった可能性

2018/12/14(金) 10:46配信

福井新聞ONLINE

 三重県大台町の魚介類販売店でカワハギに似た有毒魚「ソウシハギ」とみられる魚3匹が誤って販売された問題で、魚が福井県敦賀市の仲卸業者から流通していたことが12月13日、分かった。福井県は、仲卸業者に有毒魚の認識がなかった可能性があるとして、健康福祉センターを通じ、魚の選別を徹底するよう指導した。

 福井県医薬食品・衛生課などによると、三重県から出荷状況の調査依頼があり判明した。福井県内の漁業者が水揚げし、仲卸業者が10日ごろに敦賀市の市場で仕入れたとみられる。仲卸業者は三重県松阪市の業者に販売していた。同課は、この仲卸業者への聞き取りなどから3匹以外は出回っていないとしている。

 ソウシハギは本来、暖かい海域に生息し、福井県沿岸では秋から冬にかけて網にかかることがあるが、通常は破棄され市場に出回ることはないという。同課の担当者は「他のカワハギと比べソウシハギには体の表面に青い斑点があり、体長も大きい。毒があることも水産関係者の間では知られており、プロが見れば分かる」と指摘する。

 福井県水産課が今後、市場関係者や漁協に注意喚起する方針。

最終更新:2018/12/14(金) 10:46
福井新聞ONLINE

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