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アジアで最も仕事に自信がないのは日本人という衝撃、気になる中国のランキングは?

2018/12/15(土) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

中国、インド、シンガポールなどアジア太平洋地域の9カ国で、最も仕事に対する「自信がない」のは日本人――。

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世界で5億9000万人以上の会員を持つビジネス専用のSNS「LinkedIn(リンクトイン)」の日本法人、リンクトイン・ジャパンの調査から見えてきたのは、自己肯定感が低く失敗を恐れる日本人の姿だ。

自信がないからスキル求める

リンクトイン・ジャパンが「仕事で実現したい機会に対する意識調査」の結果を公表した。同調査は2018年9月から10月にかけて、日本、オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポールの9カ国に住む18~60歳の都市部に住むビジネスパーソン1万1000人を対象に、インターネット上でアンケートを行ったもの。

元ヤフー執行役員でCMO(チーフモバイルオフィサー)から、リンクトイン・ジャパン代表に就任して1年が経つ村上臣さんは言う。

「仕事における『成功』の意味合いが変わってきたと感じることが増えたので、それをもっと明らかにしたいというのが今回の調査のきっかけです。中でもAPAC(アジア太平洋地域)は世界でもGDPの伸びが速く、すでにマーケットが成熟した国と発展の最中にある国とで意識にどんな差があるのか知りたかった」(村上さん)

関連記事:LinkedInでLinkedIn日本代表に転職――元ヤフーCMO村上臣「今の僕は第二新卒」
https://www.businessinsider.jp/post-108155

「仕事の機会を得て、それを実現していく自信があるか」という質問では、急速に経済成長が進むインドネシアとインドがそれぞれ1位と2位だった。

最も低かったのが日本だ。年齢ごとに見ると、最も自信が低いのは50~60歳と30歳~39歳(23ポイント)、次いで40~49歳(28ポイント)。すべての世代の中で最も自信が高かったのは18~29歳(31ポイント)だった。

また日本の特徴としては性別による差だ。男性は33ポイントだったのに対し女性は20ポイントと低く、調査対象国の中で男女間の差が最も大きい結果になった。

村上さんは日本人のこうした自信の無さは「想定内」のことだと話す。

一方で、日本人が最も実現したいのは「新しいスキルを学ぶ」(20%)ことだ。

「楽しみながら良い仕事をするには、もっと自己肯定感を高める必要があると思います。スキルへの欲求は自信をつけたいという気持ちの現れではないでしょうか。そのためにリンクトインとして何ができるか考えないと」(村上さん)

同社がいま力を入れているのが、村上さんが「仕事版のネットフリックス」だという「LinkedInラーニング」だ。語学や効果的な1on1の方法、動画編集ソフトの使い方からプログラミングなど4500コース以上の講座をオンラインで学べる。職種や肩書きなどLinkedInのプロフィール情報を元にレコメンドしているほか、企業の社員研修や大学の授業など法人利用も広がっているそうだ。

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最終更新:2018/12/15(土) 8:10
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