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モフモフした服での料理に注意! 着衣着火の恐ろしさ、知っていますか?

2018/12/16(日) 8:11配信

BuzzFeed Japan

季節はすっかり冬。家の中でも暖かく着込んで過ごす時期になってきました。そんな中、「着衣着火、本当に怖いよ」というツイートが話題を呼んでいます。「着衣着火」とは、文字通り着ている服に火がつく事故のこと。毎年死者も出ており、東京都も注意を呼びかけています。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

【動画】着衣着火の瞬間

12月7日にツイートされた「もしも衣服に火がついたら?」という内容が、1万8千近くRTされ、注目された「着衣着火」。

東京消防庁によると、同庁管内では2015~17年の3年間で142件の着衣着火による火災があり、うち16人が亡くなっているといいます。

多くの原因は調理。こんろから袖などに火が燃え移るなどして、服に広がります。

こんろの事故を世代別にみると、60~70代で50人、80~90代で31人と高齢者が中心ですが、10~20代でも10人、30~40代で26人が被害に遭っています。

また、女性は男性の2倍以上の人数。1月がもっとも起きやすい時期にあたり、都は注意を呼びかけています。

火に直接触れなくても、こんろに近づくだけで発火する危険性があります。

こんろの奥にあるものを取ろうとしたり、キッチンの上に手をのばしてお腹部分に火がもえうつったりするケースがあるといいます。

また、冬場のパジャマに着ることの多い起毛などは、火が一気に広がる危険性があります。

「表面フラッシュ現象」といい、短時間で火だるまになる恐れもあります。綿・レーヨンなどの素材に注意が必要です。

こうした自体を防ぐため、東京消防庁は以下のように呼びかけています。

・調理中は、服のすそや袖が炎に接しないように注意する
・マフラー、ストールなどは外す
・ガスこんろの上や奥の物を取るときなど、こまめに火を消し、衣服に炎が燃え移らないよう注意する
・鍋等の底から炎がはみ出さないよう、適切な火力に調整する
・防炎品のエプロン・アームカバーを使い、調理中の着衣着火を予防する

仮に火がついてしまった場合は、水をかぶるか、転がることが有効です。走り回るのは危険です。
以下のような行動が有効です(埼玉西部消防局サイトより)。

・すぐに水をかぶって火を消す。水道、流しの洗い桶、浴槽、花瓶、飲み物など、近くにあるもの
・身辺に水がない場合、その場に転がって、燃えているところを地面におしつけて消火する。走ると、火の勢いが大きくなる。
・倒れることで、顔の前に火が上るのを防ぐ効果もある。

料理の際に身につけるものには、火のつきにくい「防炎品」を選ぶことも大切です。

「もしものこと」が起きないように、細心の注意をはらって料理を楽しみましょう。

最終更新:2018/12/17(月) 19:10
BuzzFeed Japan

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